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「令和おじさん」のゾクッとする‟怪談”話 菅義偉新首相の本当の怖さとは?

「従った人には恩義を感じ、もし抵抗すれば干すという方だと思います」

2020/09/15

genre : ニュース, 政治

   菅義偉氏が自民党総裁に選出。

 そんな菅氏の記事を調べていたらかなり涼しい気分になりました。まだ暑い日もあるかと思いますので皆さまにもおすそ分けをします。

 題して、

『本当は怖い令和おじさん』。

 令和おじさんこと菅さんはエピソードをいろいろお持ちなのだ。

「令和」を掲げる菅氏 ©️時事通信社

「菅さんの顔を潰すわけにはいかない」ふるさと納税をめぐる“脅し”

 まず私がゾクッとしたのは昨年のこの記事。

《「菅さんの顔を潰すわけにはいかない」。複数の省幹部が口をそろえるように、総務省は今年3月、「脅し」を実行に移した。》(朝日新聞2019年5月20日)

 なんか物騒。

 ふるさと納税をめぐって2018年に起きた「総務省の一室」の描写。じっくり読むと怖い。

《大阪府泉佐野市の阪上博則理事は、総務省の課長補佐の言葉に驚いた。

「いきなり不交付団体になりますよ」

 昨年6月、東京・霞が関にある総務省の一室。ふるさと納税の返礼品を「寄付額の3割以下の地場産品」で縛る通知を守らないならば、市が受け取れる交付税を削ることもできるという趣旨だった。「脅しだ」。阪上氏はそう受け取った。》

 そして冒頭のように「脅し」は実行された。

2008年撮影 ©️文藝春秋

 ふるさと納税は、菅氏が第1次安倍政権の総務相時代に提唱した案件。次第に返礼品競争が問題視されたが「総務省幹部」は、

「ふるさと納税が悪いのではなく、制度を悪用した自治体が悪いという構図を作った」(朝日・同)。

 すべては「菅さんの顔を潰すわけにはいかない」。本当は怖い令和おじさん……。