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 今回のYouTubeチャンネルは「相撲再生計画」と銘打っている。貴闘力が再生させたい相撲界の問題点とは何なのか。

 

「そりゃあもう、たくさんあって何から話したらいいかわからない(笑)。俺も2017年の日馬富士の暴行事件や2018年の貴乃花の相撲協会退職騒動の際には、テレビ番組に出て、いろいろしゃべらせてもらったけどね。でもテレビの収録だと、やっぱりいろんなところへの忖度があると思うんですよ。相撲界について、僕が思うことを正直にしゃべったら、それがまるまるカットされた、なんてことも多々あった。俺も、角界憎しでそんな発言をしているんじゃなくて、一度、ダメなものはダメ、問題は問題と指摘して、膿を出し切らないとと思ってるから言ったんだけど……。テレビはその意味で自由に発言ができない。それじゃあ、いつまでも相撲界は変わらない。だから自分で発信できる場を作って、そこでやっていこう。こういうことです。

「人生山有り 谷有り」飾られていた自筆の色紙 Ⓒ文藝春秋

力士の恋愛事情、横綱の年収などキャチーな話題を出していく 

 ガチンコトークで語りたいことはたくさんあるんだけど、そこは動画をじっくり見てほしい。1回10分ぐらいで、今日はこれ、明後日はあれ、と週3回ぐらい新しい動画出していこうと思っています。『おしん』全297回! みたいに小出しにしていきますよ。

 ただ、これだけはあらかじめ言っておきたいのは、全部裏側を話すことで角界を透明にしていきたいってこと。もっとガラス張りにして、透明にして、もっときれいにするためにはこういう方法もあるんだよということを言いたい。主に角界のおカネの話についてですけどね。タニマチのこととかさ」

 貴闘力は「大事なのは、収益をあげることじゃなくて、俺の話す内容に共感してくれる人を増やすことだ」と強調する。

「大事なのは収益より、見てくれる人を増やすこと」力説する貴闘力 Ⓒ文藝春秋

「最初のうちは、それこそ昔あった拳銃密輸事件や、八百長問題から力士の恋愛事情、横綱の年収とかキャッチーで面白い話題をたくさん配信する予定です。でも、俺が本当に喋りたいのはそこじゃなくて、相撲界をこれからどうしていくべきか、ということ。俺の話に共感してくれる人が何万、何十万と増えていったら、さすがに協会もその発言を無視できなくなるでしょ。どんどんYouTubeで仲間を増やしていって、もっと相撲がみんなに愛されるようになってほしいんですよ」