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キョウイチは初めて演じるタイプのキャラクター
――「氷の王様」であるタカシに対する逆のカリスマとして、キョウイチにはどのようなイメージを持っていますか。
初回の収録のときにディレクションいただいたのが「すごくふわふわしていて、触れないような感じ、つかみどころのない人という感じでやってほしい」というものでした。
――それは難しいディレクションですね。
そうですね。難しいです。
――「池袋ウエストゲートパーク」がこれだけ長くファンに愛されている理由は何だと思いますか。
第一に石田先生の書くお話が面白いという点ですね。そしてキャラクターが魅力的だからこそ、シリーズとして長く読者に受け入れられているように感じています。
――とくに好きなキャラクターとか、自分に近いと思ったキャラはいますか。
やっぱりキョウイチが好きです。自分に近いのは、池袋を歩いているモブですね(笑)。
(キョウイチ――つい最近池袋に現れた、東口を根城にするカラーギャングの新勢力、『レッドエンジェルス』のヘッド。 タカシ同様その圧倒的なカリスマ性と見たものを魅了するダンスでメンバーを増やしている。『Gボーイズ』とは抗争を避けているが、常に緊張をはらんでいる。)
――今まで演じてきた役と比較してキョウイチの特徴はありますか。
オーディションで受かった役だったり、いただいた役だったり、今まで様々な役を演じてきましたが、キョウイチのようなクールで声のトーンが低めのキャラクターを演じるのは初めての経験です、そのため、新鮮であると同時に緊張もしています。