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TOKIO25周年ツアーに長瀬智也が反対した理由「山口逮捕で”復活計画”が白紙になった」

2020/10/03

genre : エンタメ, 芸能

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 山口はTOKIOで最も早く、2008年に結婚。その後2人の男の子の父親になっても、サーフィンを愛するスポーティーなイメージを崩さず、ノースリーブのたくましい二の腕は山口のトレードマークだった。その頼りがいのあるイメージから、情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)や「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系)の司会をこなし、アイドルとは違う面でも評価を得ていた。

山口は潜水士、棟梁、船長としても活躍

「特に『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)での貢献は計り知れません。他メンバーが個々の仕事でスケジュールが合わない中、山口が大活躍して番組を支えていました。東京湾を再生する『DASH海岸』という企画に合わせて潜水士の資格を取ったり、手先が器用で大工をやらせりゃ『棟梁』、船に乗せれば『船長』と呼ばれました。筋肉質だけど、足も圧倒的に速くて、リレー企画では必ず最後に見せ場を作っていました。しかし山口が脱退してからは企画も行き詰まりがちで、長瀬が脱退する来年3月いっぱいでの番組終了が濃厚です」(テレビ誌記者)

 その担当楽器と同じく、ベースとしてTOKIOを支えた山口。その全てを台無しにしてしまったのが酒だ。

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山口達也 ©文藝春秋

「スポーツマンの山口は酒が好きで、強いことも自慢でした。元々は陽気な酒でしたが、2016年に元妻とのすれ違いが理由で離婚してからは泥酔することが多くなり、酒癖も悪くなっていった。2017年に妻子がハワイに移住して、息子2人と会えなくなった事も精神状態の悪化に輪を掛けてしまったようです」(前出・スポーツ紙芸能記者)

 そして、2018年2月に泥酔して自宅で女子高生だったタレントに強引にキスし、同年4月に強制わいせつ容疑で書類送検されたのだ。釈放後はアルコール依存症の治療のために入院し、退院後は寺に通いながら読経や写経、境内の掃除などをしながら表向きは謹慎生活を送っていた。

山口達也 ©文藝春秋

豪邸は5億円で売却、家賃8万円は“謹慎”の一環

「山口が家賃8万円のアパートに住んでいたと報じられ衝撃が走りましたが、金銭的には困っていないはずです。昨年、3億円で購入した都内の豪邸には5億円で買い手がつき、相当の売却益が出ていると言われている。大部分を妻子に渡したようですが、手元にも幾分かは残っているでしょう。今回の事件で乗っていた1200㏄のハーレーダビッドソンは100万円以上しますし、カスタムにも金が掛かる。保管場所を借りる金も必要です。家賃8万円のアパート暮らしは“謹慎”の一環だったのでしょう」(音楽関係者)

 TOKIO復活は山口の更生にかかっている。

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