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「おまかせ」する時は「あなたがどんな人か」を伝えて
オーダーは必ずしないといけない訳ではありません。今回のヘアスタイルについて、ノープランでも大丈夫です。
例えば、「よくわからないから、おまかせで」と言ってもらえるのは、美容師としてはありがたいことです。美容師が思う、お客様に似合うヘアスタイルにできるからです。ただ、ある程度の「お題」を伝えておいた方がいいでしょう。というのも、「おまかせ」と言いつつどこまで振り切っていいのか、そのお客様を知らないと掴みにくいからです。ライフスタイルや、学校やお仕事面でのファッションの制限、これからあるイベントに合わせて、など、「お題」がある方が進めやすくなります。
文化祭やライブイベントで派手にしたいのであれば攻めるし、幼稚園のお受験が近いママならひかえめにします。
いくら美容師がやりたくても、お客さんに似合うと思っても、誰彼構わずモヒカンにはしません。ヘアスタイルの節度を測るには、お客様がどんな方なのか、ある程度知っておく必要があります。
美容師が良いヘアスタイルをつくるには、お客様を知ることが重要です。気後れせずにエイッ!と話してしまっても、美容師は悪く思わないので、気兼ねなく伝えられたらイイですね。