掛け布団がだんだん心地よくなってきた、今日この頃。朝夜の急激な気温差に、薄めの上着を羽織ったり、そろそろヘアスタイルも秋冬仕様に変えようかな、と思っている貴方へ。
いざ予約をして実際に美容師さんと顔を合わせたところで、希望をどう伝えればいいのかわからなくなっちゃう、そんなことはありませんか?
今回は、どうすれば美容師さんに伝わるのか? のお話です。
髪型のオーダー、美容師は何を一番気にしているか
よくあるお客様のオーダーの例をあげていきます。
長さ、形 軽くしたい、前髪を切りたい、結べる長さにしたいなど
色 明るめ、暗め、赤茶、アッシュ系、原色系など
扱いやすさ 乾かしやすくしてほしい、セットしやすくしてほしいなど
イベント 冠婚葬祭、入学式、面接、ライブイベントなど
イメージ カワイイ、カッコいい、清楚系、派手にしたいなど
所要時間 〇〇時までにお店を出たい
予算 〇〇円まで
このように、なりたいヘアスタイルについて伝えたい事がたくさんあると思いますが、美容師はどこに注目しているのでしょうか?
実は、一番注目しているのは、イメージです。
その人がビジュアル的にどう見られたいのか、ざっくりとした印象を捉えられると、その先の提案がしやすくなります。美容師は話している間に、お客様の服装や年齢層などを見て、「これが好きかな?」「あっちは苦手かな?」と予測を立てています。
言葉で伝えるのは難しいのですが、なんとなく、でいいです。こんな感じ、あんな感じ、と考えていることを臆せず言葉にしましょう。
有名人を挙げる時には
分かりやすいのは、有名人の名前を挙げることでしょう。注意点としては、その俳優さんやモデルさんが、いつのヘアスタイルなのか、ということ。俳優さんなども時代によってヘアスタイルを変えているため、「このドラマの時」と言うといいでしょう。
吉瀬美智子さんのように、この人と言えば!といった印象的な髪型の方であれば、名前だけでも伝わりやすいです。
ですが、例えば「菅田将暉さんにしてほしい」と言っても、コロコロとヘアスタイルが変わるので「いつの菅田将暉?」となってしまうし、また「髪の長い頃の広瀬すずちゃんみたいに」と言っても、一般的にはボブのイメージが強いために、勘違いされてしまうかもしれません。