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『新感染半島』カン・ドンウォンが暴露 鬼才ヨン・サンホ監督は「『あっ』って顔を撮ったら、すぐ『カット!』の声がかかる」

 空前の韓流ドラマブームとなっているが、韓国本国では“恋人にしたい男”といえばこの人。コロナ禍の中、公開された主演映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』は、苦境の韓国映画界を救う大ヒットとなっている。ソウルとのオンライン取材で見せた素顔は思いがけないことに親しみやすいもので——。

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 カン・ドンウォンは、完璧過ぎる映画スターだ。

 2003年の俳優デビューこそテレビドラマだが、04年に初主演した映画『オオカミの誘惑』の秘密を抱えた少年役でブレイクして以降は、銀幕を中心に活躍。一度見たら忘れられない憂いのある目元と九頭身とも言われるスタイルの良さで、韓国では国宝級のイケメンとして長くトップの座に君臨している。

 演技力も抜群で『MASTER/マスター』(16)で正義感の強い捜査官を演じたかと思えば、『ゴールデンスランバー』(18)では底抜けのお人好しぶりを全身で表現する。SNSなどを一切しないため、何処かミステリアスで、これもまた往年のスターを感じさせる。さらにスキャンダルとも無縁で、頭脳も明晰。これまで取材した際には、ちょっと近寄り難い気がしていた。

発売中の『週刊文春WOMAN vol.7 (2020秋号) 』に掲載

 ところが、8月の酷暑の最中、ソウルの所属事務所からリモート取材に応じた彼は、まるで散歩の途中にふらっと立ち寄ったような黒のTシャツにジャケットのカジュアルな服装。黒のマイボトルに持参したコーヒーを口にしながら、くつろいだ笑顔でPCの前に座っていた。

最新作は『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編

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 最新作『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2021年1月1日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー)は、世界的にヒットした『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)の続編で、前作から4年後の世界を描く。演じるのはゾンビ・ウイルスにより壊滅状態になった韓国から辛うじて脱出できたものの、トラウマを抱える元兵士のジョンソク。前作に続いてヨン・サンホが監督し、コロナ禍の中、韓国では約400万人動員の大ヒットを記録した。