昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「あいのり」“伝説の女”でっぱりん 友人に暴行で警察が捜査開始「私の顔めがけて殴りかかってきた」

「でっぱりんの暴言や暴力は番組内ではおもしろおかしく編集されていましたが、彼女の本性はあんなものじゃないです。彼女の怒りを買った私は、幼い娘の面前にもかかわらず密室空間で容赦なく殴られ、蹴られ、罵られました。あざだらけで血を流した状態で、娘を抱いて泣きながら逃げました」

 “でっぱりん”という人物に暴力を振るわれたことを「文春オンライン」取材班に打ち明けるのは20代のA子さんだ。取材班が情報を入手しA子さんに接触したところ、A子さんは戸惑いながらも取材に応じた。A子さんは“でっぱりん”と10代の頃から親友関係にあったものの、暴力を振るわれたことをきっかけに現在は絶縁状態だという。(全2回の1回目。#2を読む)

◆ ◆ ◆

「あいのり」“伝説の女”としてひっぱりだこに

 “でっぱりん”こと浜崎彩(25)は、2017年から2019年にかけてNetflixとフジテレビ系列で放送された「あいのり Asian Journey」の出演者だ。「あいのり」は、もともとは1999年から約10年間フジテレビ系列で放送された恋愛バラエティ番組で、“ラブワゴン”と呼ばれるピンクの車に乗った男女7人が世界の各国で恋愛模様を繰り広げるさまが人気を博し、深夜帯の放送だったにもかかわらず最高視聴率は20.4%を記録。若い世代を中心に社会現象となった。「あいのり Asian Journey」はそんな人気番組の待望の復活版だった。

あいのり公式HPより

 でっぱりんはそのオーディションに参加した一般女性だが、彼女は本作品への出演を通して数々のメディアにひっぱりだこの“「あいのり」伝説の女”と呼ばれるようになる。その理由を業界関係者が明かす。

「若い男女の恋愛がテーマの番組にもかかわらず、彼女はお酒を飲むとすぐ感情的になって博多弁で暴言を吐きまくるんです。『貴様コラァ!』などと叫びながら他メンバーを殴る、蹴る。静止に入った50代の撮影スタッフにも暴力を振るい、最終的には泣き叫ぶ彼女の両手足をスタッフが拘束して他メンバーと隔離する始末。放送時には『視聴いただく際には十分ご注意ください』と、視聴者の精神的ストレスを考慮した前代未聞のテロップが入るほどでした。

ベッキーやいとうあさこ、オードリーにも大人気

 しかし番組を見ていた方ならわかると思いますが、彼女は仲間思いでまっすぐな性格のため、メンバーと真剣に向き合うあまり感情的になってしまうだけ。最終的にはメンバーとも仲直りしますし、MCのベッキーやいとうあさこ、オードリーらにも“でっぱりん”は大人気でした」

でっぱりん 本人ブログより

 物語の中心を担っていた彼女は視聴者からの人気もダントツで高かった。「あいのり」出演前には全くの無名だった彼女が地上波放送後には一躍人気のインフルエンサーになり、現在はAmebaブログの「女性タレント(90年代~生まれ)部門」では常に1位。彼女がブログに記事をアップするたびにスポーツ紙がこぞって報道するほどである。