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「週刊文春」表紙の“元ネタ”が家中に! 平野レミと振り返る“和田誠目線”周遊「和田家ツアー」

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和田さんが絵付けした陶器たち

撮影 榎本麻美

 リビングに飾られた花器。花屋で買い、和田さんが絵付けをしたものだそう。表紙では、「小坊主弟切」という、夏に黄色い花を咲かせ、秋に赤い実をつける植物が生けられた。

2011年11月10日号〈あきのいろくさ〉

表紙のモチーフはトイレにも

撮影 榎本麻美

 トイレにも表紙のモチーフが。棚に並べられた香水たちは、表紙とまったく同じ位置のまま、現在も飾られている。タイトルになった〈香水〉は、ドルチェ&ガッバーナの方ではなく、中西圭三氏の楽曲より。

2000年5月25日号〈香水〉

 家にあるもの以外にも、編集者のお土産や、友人である黒柳徹子さんの私物など、和田さんはあらゆるものを表紙に描いてきた。

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 毎週、毎週モチーフを探して40年。和田さんのあたたかな眼差しは、どんなものも“主役”になることを教えてくれる。

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