欅坂46がきょう10月13日、昨日に続いて代々木第一体育館で無観客配信ライブ「THE LAST LIVE」を開催し、いよいよこのグループ名での活動を終了し、新たに「櫻坂46」の名で再出発する。
7月の配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!」の終演時にキャプテンの菅井友香から改名が発表されてから約3ヵ月。気になる新グループ名は、9月20日夜に渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンで発表された。新体制への移行に向けて着実に準備は進み、今後の展開に期待が高まる一方で、欅坂という名前との別れにちょっと名残惜しさも感じる。
きのうから始まった「THE LAST LIVE」は、欅坂46公式サイトでの説明によれば、1日目と2日目はそれぞれ“静”と“動”ともいえるまったく別のセットリストになるという。昨夜の1日目は、デビュー曲の「サイレントマジョリティー」に始まり、「不協和音」「黒い羊」など、シリアスでどちらかといえば“動”というべき曲を中心に組まれていたが、そうなると2日目の今夜は落ち着いた選曲となるのだろうか。
グループの歴史といえば、先月4日には、欅坂46の結成から5年間の足跡を追ったドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』(高橋栄樹監督)も公開された。多くの劇場では今週木曜(10月15日)には上映が終了するようだが、ここでは、グループ改名後の展望を見出すうえでも、本作を振り返ってみたい。