佐藤は2019年3月に武蔵野美術大学を卒業したことも話題になった。武蔵野美術大学は入試の倍率が10倍ともいわれる名門美大で、リリー・フランキーや西原理恵子、草野マサムネなども卒業している。
佐藤はその造形学部、視覚伝達デザイン学科を卒業している。2017年には「第102回二科展」のデザイン部で「自由テーマ:マルチグラフィック部門(D部門)」初入選と奨励賞初入賞という快挙を達成している。
「ダンスに加えて、デザインもできる、欅坂の中でも確固たる個性があるメンバーでした。顔もいわゆるアイドル顔というよりは"美人顔"で、土生瑞穂(23)と並んで女性ファンの支持が強い。ブログの更新が滞りがちなメンバーも多い中で、長い文章を頻繁に更新するのも魅力の1つ。
不器用で頑固なところもあり、思っていることが顔に出やすい一方、まっすぐでグループへの思いも人一倍強い。周囲が思っている以上に、佐藤の卒業は欅坂にとって大きなダメージだと思います」(スポーツ紙記者)
親友・石森虹花の熱愛と卒業
櫻坂46への“脱皮”に伴う佐藤の脱退。櫻坂はスタート前から内部崩壊寸前とも言える状態だ。
「2019年の織田那奈さん(22)の熱愛発覚が他メンバーのモチベーション低下や恋愛に繋がったように、石森虹花さんの熱愛も佐藤を含めた他メンバーにとってショックは大きかった。グループの解散という選択肢も浮上する中で、二期生の親たちを中心に強硬な反対があって活動続行が決まった経緯もありますから、一枚岩とはいいがたい状況です。櫻坂46としての活動に参加することにはしたものの、『心機一転がんばろう』というメンバーばかりでもないようで、卒業が連鎖するのを運営が必死に抑えているというのが現状だと思います」(別の欅坂関係者)
佐藤の卒業で、21人いた欅坂46の1期生メンバーも残るは11人となった。櫻坂46の前途にどれほどの急勾配が待ち受けているのだろうか。