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《平手派また卒業》欅坂46・佐藤詩織が書いた「活動のなかで悲しかったこと」 櫻坂46の“急勾配”を運営も懸念

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 佐藤は2019年3月に武蔵野美術大学を卒業したことも話題になった。武蔵野美術大学は入試の倍率が10倍ともいわれる名門美大で、リリー・フランキーや西原理恵子、草野マサムネなども卒業している。

 佐藤はその造形学部、視覚伝達デザイン学科を卒業している。2017年には「第102回二科展」のデザイン部で「自由テーマ:マルチグラフィック部門(D部門)」初入選と奨励賞初入賞という快挙を達成している。

欅坂卒業を発表するブログで公開した画像。欅坂の活動にまつわるモチーフの中に、平手友梨奈の後ろ姿が印象的に配置されている 2020年10月9日の佐藤詩織公式ブログより

「ダンスに加えて、デザインもできる、欅坂の中でも確固たる個性があるメンバーでした。顔もいわゆるアイドル顔というよりは"美人顔"で、土生瑞穂(23)と並んで女性ファンの支持が強い。ブログの更新が滞りがちなメンバーも多い中で、長い文章を頻繁に更新するのも魅力の1つ。

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 不器用で頑固なところもあり、思っていることが顔に出やすい一方、まっすぐでグループへの思いも人一倍強い。周囲が思っている以上に、佐藤の卒業は欅坂にとって大きなダメージだと思います」(スポーツ紙記者)

2019年には名門・武蔵野美術大学を卒業 2019年3月19日の公式ブログより

親友・石森虹花の熱愛と卒業

 櫻坂46への“脱皮”に伴う佐藤の脱退。櫻坂はスタート前から内部崩壊寸前とも言える状態だ。

「2019年の織田那奈さん(22)の熱愛発覚が他メンバーのモチベーション低下や恋愛に繋がったように、石森虹花さんの熱愛も佐藤を含めた他メンバーにとってショックは大きかった。グループの解散という選択肢も浮上する中で、二期生の親たちを中心に強硬な反対があって活動続行が決まった経緯もありますから、一枚岩とはいいがたい状況です。櫻坂46としての活動に参加することにはしたものの、『心機一転がんばろう』というメンバーばかりでもないようで、卒業が連鎖するのを運営が必死に抑えているというのが現状だと思います」(別の欅坂関係者)

グループに衝撃を与えた織田奈那の熱愛 ©文藝春秋
石森虹花の熱愛・卒業は佐藤にとってもショックだったはず ©文藝春秋 撮影・細尾直人

 佐藤の卒業で、21人いた欅坂46の1期生メンバーも残るは11人となった。櫻坂46の前途にどれほどの急勾配が待ち受けているのだろうか。

《平手派また卒業》欅坂46・佐藤詩織が書いた「活動のなかで悲しかったこと」 櫻坂46の“急勾配”を運営も懸念

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