「奥さんとは5年以上前から別居しているんですが、それも宮崎選手の酒癖の悪さに奥さんが辟易して家から出て行ったことが理由でした。今でも離婚調停中のはずですよ」(前出・ハンドボール関係者)
今年8月には「FLASH」(光文社)に、妻との離婚調停中にもかかわらず、新体操の元日本代表選手と同棲している姿も撮られていた。
「昨年には長年所属していた実業団の大崎電気を辞めて、日体大に入りなおした。東京五輪に向けて代表に残るために、自身の希望ポジションでプレーしてアピールするための選択でしたが、ケガの影響やコミュニケーションの問題もあってなかなか思うようなプレーができていなかった。実業団を辞めたことで収入も激減し、懸けてきた五輪も延期。精神的なストレスも溜まっていたのだと思います」(同前)
周囲が心配していた宮崎の“酒癖”
そんな近況もあってか、最近は酒でのトラブルも増え、関係者も頭を悩ませていたのだという。
「本人も『最近は飲んで朝起きると身に覚えのないケガをしていることがある。自分でも自覚がないままに危険なことをしているのかもしれない』という話をしていて、周囲は心配していたんです。以前奥さんは、まだ2人の関係が良かったころに、『いつまでも現役でいられるわけじゃないんだから、大学に入りなおして教員免許でもとったら』と心配していた。当時はそんなそぶりもなかっただけに、大学に再入学したタイミングでこういう事件が起きたのは皮肉な気がしますね」(同前)
10年以上、競技の「顔」であるトップランナーとして走り続けてきた宮崎。
「あれだけ顔の売れている選手である以上は、自覚を持った行動が必要だったとしか言いようがありません。マイナースポーツだからこそ、その立ち振る舞い次第で競技の評判も変わってしまう。全盛期ほどのメディア露出がなくなったことで油断していた部分もあるのでしょう。自分が競技のアイコンなんだという意識があれば、こんなことにはならなかったのでは」(前出・スポーツ紙記者)
1年延期となった東京五輪に向けて、39歳という年齢とも戦いながら代表復帰に一縷の望みをかけていた宮崎。それも今回の一件で、ほぼ水泡に帰すことになったという。
暴挙の代償は、あまりにも大きかった。