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酩酊状態で姉と口論になり、一気にエスカレート

「この日、宮崎は交際相手の女性と2人で、元自衛官で愛知県に住む姉のもとを訪れ、姉の連れの男性と4人で食事をしていた。しかし、宮崎はかなり酒が入り酩酊状態に。交際女性との関係性について姉と口論になり、それが一気にエスカレートして、ついに警察沙汰となった」(捜査関係者)

 警察の介入でその場はなんとかおさまった宮崎だが、その後、交際女性と名古屋市内のホテルに戻った深夜、凶暴の矛先は恋人に向いた。

宮崎大輔容疑者 所属事務所HPより

「財布をどちらが持つかといった些細なことから口論に発展し、宮崎は恋人の髪を引っ張るなどの暴力を振るったといいます。恋人からの通報を受けて警察が駆けつけ、逮捕された。宮崎は容疑を否認し、『暴力を振るっていない』と供述しているが、恋人の髪は抜け落ちていた」(同前)

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愛知県警中署 Ⓒ文藝春秋 撮影・細尾直人

 交際相手の女性は大事になることを恐れて「被害届」は出さなかった。

 今回の「暴行事件」の背景には、宮崎容疑者の“家庭事情”が考えられる。宮崎容疑者は2005年、3歳年上の女性と結婚。愛妻家としてたびたび報道されたが、既に妻とは別居、昨年より離婚調停がはじまっていた。

宮崎容疑者が住む自宅マンション Ⓒ文藝春秋

「宮崎は、別居以前から、六本木をはじめ繁華街で深夜遅くまで酒を飲んでいました。本人は『試合や合宿に時間をとられ、子育てができなかった』などと別居の理由について話していましたが、そもそも家庭をかえりみないタイプの人間だった」(芸能プロ関係者)