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【写真多数】「100キロを10回挙げられます」筋肉女子たちが語る“なぜバキバキになったのか”

2020/11/17

 筋トレブームの到来により、フィットネスジムに通う女性が急増している。いまやスクワットに励んで美尻を目指す筋トレ女子はめずらしい存在ではなくなった。しかし、今年6月に池袋にオープンした「マッスルガールズ」の筋肉女子たちのように、バッキバキに鍛え上げた肉体をもつマッチョ美女となると、まだまだ数は少ないだろう。

 水泳選手のように張り出した肩の三角筋、見事なVシェイプを描く広背筋、普通の女子のウエストほどあるかのような大腿四頭筋……。なぜ彼女たちはこれほどマッチョになったのか。写真とともに6人の筋肉女子のインタビューをお届けする。

(取材・文=押尾ダン/清談社)

圧巻の筋肉女子6人による「サイドチェスト」ポーズ

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100キロの重りをつけたバーベルでスクワット

「マッスルガールズ」の筋肉女子は全員素晴らしい肉体美の持ち主だが、なかでもマッチョさで際立っているのが、えりマッスルさん(23歳)だ。全体的にモリモリとした厚みと幅があり、とくに広背筋と大円筋(脇の下付近にある筋肉)の発達が凄まじい。

「胸囲が100センチを超えちゃった」と話すえりマッスルさん

──いったいどんなトレーニングをしたらそこまで大きくなるんですか。

えりマッスル スクワットやベンチプレス、デッドリフトといったベーシックな種目をメインにトレーニングしています。スクワットは100キロを10回挙げられるようになりました。ベンチプレスはまだ弱くて、55キロを6回しか挙げられません。

──いやいや十分すごいです。そもそも筋トレを始めた理由は?

えりマッスル 19歳のときにジムに通い始めたんですが、最初はダイエット目的だったんです。有酸素運動ばかりやっていました。でも、有酸素って退屈なんですよね。走るのが苦痛になったのでウエイトトレーニングを始めたんですけど、やっているうちにどんどん重量が伸びていって……。それで楽しくなり筋トレにハマりました。

店内のマシンでラットプルダウン(背中を鍛える筋トレ)を行うえりマッスルさん

──筋肉が大きくなると体重も重くなります。女子として気になりませんか。

えりマッスル 痩せようと思ってジムに入ったときの体重は50キロぐらい。当時は40キロ台を目指していたんです。それなのにいまは約65キロ。4年で15キロ増えました。

 でも、全然ショックじゃありません。そんなことより、トレーニングで筋肉が大きくなっていくことのほうがはるかに楽しい。「夢中になれるものができた」というのが筋トレをやっていて一番良かったことです。ただ、ものごとには限度がありますけど(笑)。

「マッスル生搾りサワー」のパフォーマンス。3〜4人前のメガジョッキに向けてフルパワーでグレープフルーツを絞り出す。