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小室母子が勝利した

 結果的に、立皇嗣の礼は11月に延期され、眞子さまの文書公表もその後にずれ込みました。

 儀式がおわり、秋篠宮さまの誕生日会見が11月20日に決定。その会見が報道解禁される同月30日までの間に、眞子さまが文書を公表する。とんとん拍子で段取りが決まっていきました。

 眞子さまが文書で結婚への思いを明かす。そして、秋篠宮さまが会見で認める。そんな流れが最も世間に受け入れられると、ごく一部の関係者で準備が進められました。宮内庁に詰めている記者もほとんどはそんな動きをキャッチできず、「殿下は会見で、眞子さまの結婚は未定とぼかすのだろう」と見る中堅記者もいたようです。

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色づいた葉を手にして 宮内庁提供

 今後、結婚に向けてどう進んでいくのか。秋篠宮ご夫妻と、ご結婚を「生きていくために必要な選択」とする眞子さまの間では、話はまとまっていないようです。

 秋篠宮さまは会見で、「感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」とおっしゃり、今後の予定は「これから追って考えていく」としました。

 一方で、金銭トラブルの当事者である小室佳代さんの元婚約者は、小室家側に借金を返すよう求めることをあきらめたそうです。自分が2人の結婚を邪魔している。そんな自責の念にかられているようで、もともと人がよすぎるほど優しい人物なので、身を引いたのでしょう。現時点では、小室母子の思惑通りに事態が推移しているように見えます。