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「6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア」

藤井 続いては、僕も参加したライブ企画、「6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア」です。

 あー! はいはい!

藤井 後にDVD化もされたライブなんですけど、NHKからテレ東まで1人ずつディレクターが(各局の)代表みたいな形で、ジュニアさんと何かを作るんです。

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※「6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア
テレビ東京の佐久間(宣行)プロデューサーや、テレビ朝日の加地(倫三)プロデューサーなど、東京のテレビ局6局の人気バラエティ番組を手がけるディレクターたちが、千原ジュニアを自由にプロデュースするというライブイベント。各局のディレクターが千原ジュニアを使った舞台を企画・演出し、ひとつの舞台でそれぞれ全く異なった世界を作り出した。

藤井 普段ってオンエアの時間も違えば、出演者や予算も違うし、同じことをやってるとは言いながらも、条件はまちまちだったりする。でも、同じ状況で1つの材料をどう料理するかっていう言い訳が利かない状況なんです。

 同じ条件だもんね。

藤井 「視聴率100%」のその状況でテレビマンは何をするのか。逃げられない横並びの状況だから、ここ勝負所だな、ちょっと気合い入れないとなっていう。

 演出家代表戦だもんね。

藤井 誰も、手堅くウケを取りにいこうとはしなかった。

 みんな、仕掛けにいったんだろうね。

「6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア」 ©️MBS

TBS藤井氏は、「舞台上にいる今のジュニアと、過去のジュニアがバラエティやドラマで実際に発言した言葉で会話し、対決する」という企画を演出した。

 え、これ(その場で操作卓を)打ってんの?

藤井 打ってます。

 うおー!! ある程度ジュニアさんのこんなこと言うだろうなで(予想して)、指にかけてんだ?

藤井 進行上絶対入ってくるやつはあるじゃないですか。「続いてはこれいきましょう」とかそれはそれであって。あとはアドリブで押してくやつをなんとなく要素で分けて、押す位置を配置して。

 ハハハ。小室哲哉さんみたいになんの? うわすげえ! このシステム、何、これ?