藤井 手前でまず死ぬほどジュニアさんの素材を見て、面白いやつとか、使いやすいやつとか抜いとかないといけないので、準備も大変だし本番も僕だけほぼ演者みたいな感じで、ずっとこう(ボタンを押してる)。
淳 藤井健太郎のオススメする、一連のコンテンツの大事な部分が、ここにもちゃんと入ってるよね。
藤井 新しいことやんなきゃ意味がないというか。まだ見たことないものですごいとは思わせたかったんで。
※「6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア」ラストの企画部分は舞台上のジュニアと、過去のジュニアのカラオケ対決。Dragon Ashの「Grateful Days」で勝負をした。
淳 いやー、これは……鳥肌ですね。
藤井 ありがとうございます。
淳 これやんのよ藤井健太郎。エモいとこ。悪意があって憎たらしい感じがあるけど、急に愛情出してくるよね。
淳・藤井 ハハハハ。
淳 急にガァーンてくるから他のテレビ局員、膝から崩れ落ちたんじゃない?
藤井 いや、そんなことはないんじゃないですか……。
ラッパーkZmの「VIRTUAL DISTORTION」。
藤井 続いてはkZmの「VIRTUAL DISTORTION」
淳 ラッパーっぽいな。
藤井 「コロナで進化を加速させた新しいライブ体験」を見せてくれた、ラッパーです。ライブミュージシャンが客前でのライブができなくなったので、それを逆手に取って、kZmというラッパーが配信専用のアプリを作ったんです。その中に行くと自分のアバターがいて、ライブ会場を走り回れたりする。
淳 専用のアプリ?
藤井 専用のアプリを作ってました。オンラインゲームのあの感じをライブに落とし込んだみたいな。
※kZmの「VIRTUAL DISTORTION」
HIP HOP アーティストkZmが行った仮想空間「VARP」でのヴァーチャルイベント。3Dスキャンを使ったアバターやモーションキャプチャー技術、CG映像を組み合わせて、アルバム『DISTORTION』の世界観を仮想空間上に再現。渋谷の街なども完全に再現された仮想空間で、ヴァーチャルライブが開催された。
淳 おー洒落てるなー! このシステムいいなー!
藤井 淳さんのバンドなんかでそんなのもあればいいんじゃないかと。
淳 うちは活動休止してて今、生活雑貨屋をやってるから。
淳・藤井 ハハハハ。
藤井 でも、ヴァーチャルの世界でも、実体験する以外にプラスアルファの付加価値がちゃんと付けられるっていうのは、コロナ禍の制限された状況をちゃんとポジティブなものに変換してる。そっちのパワーに結びつけてるのはすごくいいなと。
淳 どのくらいの設備投資であれが出来るようになるんだろう? マネタイズとかね。
藤井 その辺のことは、ちょっと分からないです。
淳 すぐマネタイズって言うようになっちゃったな……。