12月3日に会見をした渡部建(48)をはじめ、東出昌大(32)、瀬戸大也(26)、Zeebra(49)、近藤真彦(56)。今年は既婚男性による不倫の話題に事欠かなかった。そして彼らの妻である佐々木希(32)、杏(34)、馬淵優佳(25)、中林美和(41)らには多くの声援が集まった。
実は今、ネット上では話題の彼女たちを指す言葉が話題になっている。それは「サレ妻」。夫に不倫された妻、という意味だ。
サレ妻という言葉は実は2001年頃から、2chの「不倫・浮気板」などですでに使われていた。しかし、現在はInstagramを中心にサレ妻体験談を投稿している人が急増しているのだ。
アカウントのプロフィールには、こんな文言が並ぶ。
《旦那が未成年と不倫しました。現在離婚準備中》
《私が妊活中に、他の女と妊活してました》
11月27日に「文春オンライン」に4年ぶり2度目の不倫が報じられた宮崎謙介(39)の妻である金子恵美(42)も、著書「許すチカラ」(集英社)で1度目の“サレ体験”について言及している。
サレ妻とは一体、どんな人たちで、なぜ“サレ体験”を投稿し続けるのか――。Instagramでフォロワー5ケタを超える人気サレ妻たちに話を聞いた。(#1より続く)
夫の不倫相手は自身の友人A子だった
「他の女とセックスしたなんて、本当???(白目)という感じでした」
そう話すのはむーみーさん(30代)だ。夫(現在は離婚)の不倫が発覚したのは6年前。当時の体験を整理して、2019年2月からサレ妻投稿を始めた。
当時、20代後半のむーみーさんは30代半ばの元夫、3歳の長男、そして生まれたばかりの0歳の長女と4人で暮らしていた。元夫は数年前に独立し、夢だった自営業の道を歩み始めたばかりだった。
しかし夫の不倫が発覚し、穏やかな生活は一変する。しかも、相手女性は家族ぐるみの友人A子(アカウント内の仮名)だった。