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白昼堂々ショッピングモールで自慰行為逮捕 66歳容疑者は「日本学術会議メンバー」の東大卒物理学者だった

2020/12/09

genre : ニュース, 社会

 白昼の飲食店で自慰行為にふけっていた間、その頭脳が描いていたものは何だったのだろうか。

 12月5日、兵庫県西宮市で1人の男が県迷惑防止条例違反容疑で逮捕された。飲食店でマスターベーションを始め、それを女性店員に見せつけたという。愛知県名古屋市名東区に住む川村光容疑者(66)という男だった。

川村光容疑者 豊田理化学研究所HPより

「性器を出したわけではないが、条例が規定する『人に対する、不安を覚えさせるような卑わいな言動』に当たるという判断だった。目の前で自慰行為をされたら誰だって不快だし、場合によっては怖いと思わせるでしょう」(兵庫県警関係者)

 これだけならただの「ヤバいおじさん」だが、この川村容疑者、肩書きが尋常でなかった。愛知県長久手市にある公益財団法人「豊田理化学研究所」のフェロー(特別研究員)にして、「学者の国会」とも呼ばれる日本学術会議の現役会員だったのだ。菅義偉首相が一部候補者の任命を拒否したことが「学問への弾圧」として大問題になっている日本最高峰の「知のエリート集団」だ。川村容疑者は、2017年10月に会員に選ばれている。

日本学術会議事務局 ©時事通信

 そんな高名な研究者が飲食店で自慰行為とはどういうことか。