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雅子さまのストレス発散法は
オフィシャルの場だけでなく、内々に、宮内庁担当記者と雅子さまの懇談の機会も企画されたことがあったと聞いています。実現に至ったかははっきりしませんが、雅子さまとマスコミの関係は、決して良い時期ばかりではありませんでしたから、雅子さまの調子が上向いたと感じました」
ところが、雅子さまと近い侍従職関係者は、表情をくもらせる。
「医学的に見ても、周囲から求められていると感じるようになった変化は、回復に大きく寄与したと担当医も判断していたようです。
しかし、コロナ禍で定例の地方訪問・四大行幸啓をはじめ、都内、地方ともに外出を伴う公務がほとんどなくなりました。即位からパレードに至る一連の行事で、せっかく軌道に乗っていたのに、家に閉じこもる毎日をお過ごしのようです。
もともと、宮内庁幹部や側近とのやりとりは、天皇陛下を通じて行われ、雅子さまが接するのは身の回りを世話する女官や職員ぐらい。それでも代替わり前後やその後の行事が続くなかでは、侍従職の職員らと接することが増えていましたが、ほとんどお姿を見ない生活に戻ってしまいました」
外出できないなかで、雅子さまのストレス発散法は、夜の散策だという。