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オンラインでのご公務が体調に与える効果

 コロナウイルス感染拡大の収束が見えない中、雅子さまの回復のきっかけとなりそうなのが、オンラインを用いた公務だ。

 8月20日に、赤坂御所で「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」を聴講。11月には、福島市の福島赤十字病院などとオンラインでつなぎ、病院のスタッフと会話した。現場には赴けないものの、画面上で顔を見て、直接やりとりができる。雅子さまは積極的に質問をするなど熱心な様子だったようで、「充実した表情をされていた」(赤十字関係者)という。

日本赤十字社医療センター等を、オンラインにより視察される天皇皇后両陛下 宮内庁提供

 同じく11月25日は、大分県の高齢者グループともオンライン上で交流した。天皇皇后両陛下が恒例とする敬老の日にちなんだ施設訪問の一環で、雅子さまが力を注いできた公務だ。

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 今後も宮内庁は、全国各地の施設とつないだオンライン公務を検討しているという。「雅子さまもこのスタイルに手応えを感じているようだ」と、宮内庁関係者は満足そうに話した。

眞子さまと“すれ違い”…親族でも明確な序列が

 また、注目されている眞子さまと小室圭さんの結婚問題について、雅子さまがどう思われているのか、複数の関係者にあたった。結論から言うと、周囲との会話で、2人に触れたことはないようだ。ただ、婚約内定会見のころは、雅子さまも祝意を示されていたという。

 11月に眞子さまが発表された「小室圭さんとのご結婚についてのお気持ち」の文書では、天皇皇后両陛下は「私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている」とあった。しかし、「眞子さまとは赤坂御用地内の散策時にすれ違うこともあったそうです。けれど、そもそも天皇ご一家と秋篠宮ご一家の間には、親族ではあっても明確な序列があり、日々行き来するような関係ではありません」と、別の警察関係者は説明する。

 来年1月の一般参賀は、感染症拡大防止のため中止になった。あるベテラン宮内庁担当記者は「宮内庁は天皇陛下が国民に新年向けに話すビデオメッセージを検討しており、そこに雅子さまもご同席することも選択肢のひとつのようだ」と語る。2021年の幕開けにおふたりの姿を拝見できるか、注目するところだ。