A子さんが亡くなった6日後の12月4日、光本氏は六本木のラウンジ「W」を訪れている。そのなかにはA子さんが亡くなったときに同席していた、光本氏の友人らもいたという。
A子さんが亡くなった6日後にテキーラボトル2本
「光本さんはよく頼む、通称“サボテン”と言われるテキーラ『ポルフィディオ』のボトルと、人数分のショットグラスをオーダーしました。席についた女性従業員にドリンクを選ばせることはなく、もちろんテキーラが飲めるかどうかも聞かれません。すぐにショットに入ったテキーラが配られ、拒否できる空気ではありませんでした。
そして光本さんがグラスを持って、机にぶつけトントントンと音を立てる。その音が乾杯の合図なんです。光本さんに続いてその場にいる人全員が同じように音を鳴らして、ショットをグッと一気に飲み干します。乾杯のペースは光本さん次第で、10分で2、3杯ペースで飲み、この日は2時間も経たないうちに2本のテキーラボトルが空いていました」(同前)
「A子はまだ20歳。お酒にも慣れていなかった」
この時、光本氏らは6日前に亡くなったA子さんに思いを馳せることはなかったのだろうか。前出のA子の友人はこう憤る。
「A子はまだ20歳なんです。お酒にもまだ慣れていません。光本さんは倍近く歳が離れている大人なのに、こうなることが本当に予測できなかったのでしょうか……。私はA子が自らテキーラチャレンジに志願したとは考えていませんが、もしそうだとしても、そんなゲームを考案して、『自己責任だからね』と確認すれば許されるんですか? もしA子がやると言い張っても何がなんでも止めるべきではないでしょうか。それを“レクリエーション”という言葉で片付けるなんて……。まともな大人のやることじゃないと思います。
A子は来年に成人式を控えていて『痩せなきゃ』と、一緒に美容サロンに通ったりしていたんです。それにアウトレットモールに行く約束もしていたのに……。本当に悔しい。悲しいです」