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 芸能界でのキャリアは、戸田の方がかなり先輩だ。

 松坂は、2008年にファッション誌「FINEBOYS」の専属モデルとして芸能界入りした。俳優としては2009年の戦隊モノ「侍戦隊シンケンジャー」がデビューで、2012年にはNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に出演。2015年の「視覚探偵 日暮旅人」主演で人気に火が付き、2018年の主演映画「娼年」では激しい濡れ場も披露した。そして2019年の映画「新聞記者」で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞している。

日本アカデミー賞授賞式での松坂桃李(右手前) Ⓒ文藝春秋

 一方の戸田は、2000年のNHK連続テレビ小説「オードリー」の子役としてデビュー。2006年の映画「デスノート」や2007年のドラマ「LIAR GAME」(フジテレビ系)で人気を博し、その後も「コード・ブルー」(フジテレビ系)、「SPEC」(TBS系)、「スカーレット」(NHK)など人気シリーズに出演しつづけている。

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戸田恵梨香の華麗なる恋愛遍歴

 多くの作品でヒロイン役を演じているが、現実でも“共演者キラー”として名を馳せる恋愛体質だった。

「古くは松山ケンイチ、関ジャニ∞の村上信五、綾野剛、勝地涼、加瀬亮との熱愛が報じられ、2017年には『コード・ブルー』で共演した成田凌とデート中に、彼が運転する車が雑誌『フライデー』の車と接触事故を起こしたこともありました。動揺する成田を横目に戸田がテキパキと事故処理をして、カメラマンや警察にも余裕の対応でした。ただ成田とは、その直後に破局しています。サッパリした姉御肌で、あの時の肝の据わった事故対応は今でも伝説になっています」(スポーツ紙記者)

戸田恵梨香 ⒸGetty Images

 戸田がこれほどモテる理由について、芸能プロ関係者はこう語る。

「関西出身なこともあってか、キツそうな見た目と違って実は人懐っこいタイプなんです。一度仲良くなると、自分が出演していないドラマのスタジオにも顔を出して、出演者やスタッフに挨拶にいく情の厚いところもある。男性に対しても距離感が近くて、しかも大勢でいる時は"S"っぽい気が強い感じですが、2人だけになると甘え上手だそう。そのギャップに、多くの共演者たちがコロッとやられたみたいです。

 一方で戸田は惚れっぽいかわりに飽きやすい一面もあって、歴代の元カレと別れた時は、すべて彼女から切り出したと言われています。戸田と松坂の交際スタートは、朝ドラ『スカーレット』のクランクイン前だった2018年。その時に戸田は、元カレや友達の電話番号、過去のインスタグラムの投稿まで削除する"断捨離"をして、恋多き女と言われた彼女が身ひとつで松坂と同じマンションに引っ越しています。断捨離は彼に対する禊だったのでしょう」