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2020/12/20

 脅しのようですが、実際に反応が起きる人は少数です。また過敏な反応を起こすのは本当に稀なケースで、一つの美容室がお世話になる固定客の中でも数える程です。

 ジアミンアレルギーは普段から皮膚が弱い方に発症しやすい傾向があります。例えばお皿洗いをする食器洗剤で激しく荒れてしまう方は、少し警戒した方がいいと思います。

©️iStock.com

薬剤は進化している

 日本で使われるあらゆる薬剤は、日本の薬機法で「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」と分けられています。これらは薬の強さのランク分けとしての名称で、前述の左から右に向かって薬が優しくなります(メイク用品だけが「化粧品」にあたるわけではありません)。用法用量を守らないと副作用がある、などの理由で「医薬品」は医師が処方するか、薬剤師が常駐するドラッグストアでしか買えません。

 薬剤を『効き目』を基準にして簡単な言葉にすると、

「医薬品」はよく効く成分でつくられている

「医薬部外品」は効く成分も入っている

「化粧品」は効果・効用が緩和な成分が入っている​、といった具合です。

パーマは染みにくくなっています

 近年、パーマは薬剤の進化によって、今までより優しい成分でかかるようになっています。10年前までは「医薬部外品」のお薬が主流でしたが、「化粧品」登録のお薬が増えました(業界では「コスメ系」と呼んでいます)。

 美容室に入った瞬間の独特なアンモニア臭を、最近は感じなくなっていませんか? あれはパーマのお薬の臭いなのですが、既にあの薬はほとんど使われていません。

 今でも、道すがらおばちゃん美容室の前を通ると、フワッとあの臭いが香ってくることがあります。「あぁ、まだあのお薬使ってるんだな」と思ったりもします。

 2000年以降、ヘアケアの概念が浸透するようになり、製薬会社もヘアスタイルのトレンドに合わせて、ダメージを最小限にする薬剤を作るようになりました。

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 ヘアカラーもパーマも、なるべくダメージを与えないような薬剤が使われるようになると、頭皮にも低刺激になりやすく、総合的に人体にとってプラスに働くと言えます。

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