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「私たちの卵巣、もうホルモンをつくる気がない!」野宮真貴60歳・松本孝美55歳・渡辺満里奈50歳と学ぶ“女性ホルモン砂漠”サバイブ術

『大人の女史会』にようこそ #1

note

3つ穴の真ん中、膣が潤っていることがとても大事

松峯 膣はすごく大事。膣の壁もエストロゲンによって潤っているんです。いつでもセックスできるように、いつでも産めるようにね。それが「もういっか」となってくるとカサカサしてきて、膣が乾くドライバジャイナという現象が起きてくる。ヒリヒリする、乾燥感がある、そういう人は、エストロゲンの座薬を入れます。するとエストロゲンが膣の粘膜を緩めてくれて、膣だけちょっと若返る。

一同 へえ~!!

松峯 女性には3つ穴があるでしょ。尿道、膣、肛門。真ん中の膣が潤わないと、尿道も、膀胱炎になったり、尿道炎になったり、尿漏れになったりするし、肛門も、きれ痔になったりする。だから、膣が潤うということは、尿道も肛門も潤っているということになるのね。

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※続きは発売中の「週刊文春WOMAN 2021創刊2周年記念号」にて掲載。

お話を伺ったのは
東峯婦人クリニック理事長 松峯寿美先生

1946年東京都生まれ。74年、東京女子医科大学大学院修了。医学博士(婦人科)。80年、東峯婦人クリニックを開設。女性専門外来の先駆けとなる。不妊治療、思春期・更年期医療に力を注ぐ。著書に『50歳からの婦人科』など。

のみやまき/1960年北海道生まれ。ピチカート・ファイヴのヴォーカリストとして90年代渋谷系ムーブメントを起こす。還暦にして自身初のモバイルファンサロン『おしゃれ御殿』をスタート。
www.missmakinomiya-fc.com

まつもとたかみ/1965年大阪府生まれ。80年代後半、コカ・コーラ、ソニーなどの名CMでCM女王と呼ばれる。初の著書『暮らし彩る「大人のままごと」』(光文社)が好評発売中。

わたなべまりな/1970年東京都生まれ。86年、おニャン子クラブでデビュー。翌年の解散後も歌手、タレントとして活躍。2000年代には台湾旅、ピラティスのブームの火付け役にも。

『大人の女史会』に参加しませんか?
この会で話してほしいテーマ、お悩みを woman@bunshun.co.jp(件名を「大人の女史会」に)もしくは〒102-8008 東京都千代田区紀尾井町3-23「週刊文春WOMAN」編集部「大人の女史会」係までお寄せください。匿名でも構いませんが、「年齢・性別・職業・配偶者の有無」をお書き添えください。

text:Izumi Karashima
photographs:Nanae Suzuki
hair&make-up:Miwa Ozawa(Matsumoto), Tsukasa Mikami(Watanabe)

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