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全校集会で、息子の行動が晒されてしまう。ここまでやられないといけないの……?

『息子がいじめの加害者に?』より。© 文藝春秋

 さらに後日、全校集会でタケの行動が「いじめ」として晒されてしまいます。名前は伏せていたものの、犯人はタケだと生徒たちから特定され、落ち込みます。

「本当にここまでやられないといけないことなの?」と激しく動揺する大原さんに、「今は騒ぐときじゃない」と言うダンナさん。

 ストレスを抱える息子2人をフォローしながら、耐える大原さん。

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 そしてスクールカウンセリング当日。タケはカウンセラーの先生と面談します。その結果は……。

『息子がいじめの加害者に?』より。© 文藝春秋

「タケくんは10歳児として正常な発達をしているお子さんです。善悪の判断もきちんとついています」「異常なんてことはまったくありません」

 それを聞いて、ほっとする大原夫妻。

 タケも元気を取り戻して遊びに出るようになり、大原さんもS母と普通に接するように。日常が戻ったように思われましたが、その2週間後。

『息子がいじめの加害者に?』より。© 文藝春秋

 S母から、不可解なメールが届きます。いじめ騒動を発端にしたS母との溝は、埋まるどころか深まるばかり……。

 現在、「文春オンライン」で第5話まで公開中。第6話以降は、電子書籍『息子がいじめの加害者に?』に収録されています。

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