「シングルマザーになったことに後悔はありません」
――2度目のご離婚の際はお子さんがまだ小さかったですよね。
高垣 娘はまだ生後6カ月ぐらいでした。娘のことを最優先に考えて、シングルでいこうと決断しました。相当悩みましたが、決めてからは迷いは無かったし、今も後悔はありません。当時、すでに産後復帰していたことも後押ししてくれたのかもしれないですね。
悩んでいても、「あ、食べよ」みたいな感じで(笑)。食べて寝て、とにかく自分がしっかりしないといけないと思いました。目の前には娘のオムツを替えたり離乳食を作ったりしないといけないという現実がありましたから。娘が私に、母としての強さをくれたんだと思います。
これまでの仕事が助けてくれた
――お子さんと2人の生活が始まって心の支えになったものはありますか?
高垣 以前、所属事務所の社長に「この先、辛いことがあった時に、きっとモデルという仕事があなたを助けてくれる。だからモデルのお仕事を途切れさせちゃダメだよ」って言っていただいたことがあって。それを支えに頑張れたのもあります。本当にありがたかったですね。
お仕事で御一緒するスタッフの方は、以前と何も変わらず迎え入れてくれましたし、いただいたお仕事にはそれまでと変わらず一つ一つ誠実に向き合っていく事が出来ました。ファンの方が応援してくれたことも大きかったですね。そういう環境でお仕事を続けられたことに本当に感謝しました。
――これまでの仕事が助けてくれたと?
高垣 本当に恵まれているなと思います。「JJ」 の頃ご一緒していたスタッフと巡り巡って「CLASSY」や「STORY」でもご一緒して、「プチセブン」でお世話になっていたスタッフとは巡り巡って「AneCan」でご一緒できて。「MORE」でお世話になったスタッフとは「Marisol」でご一緒できました。昔からずっと一緒に、大好きな雑誌を作り上げてきた方たちとのご縁ですよね。