昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

元祖“おバカ女王”鈴木奈々(32)が芸能界で一番怒られたTGCランウェイの「体張りすぎ事件」

「いつか、もう一度ランウェイを歩くのが夢です」#2

「私、バラエティー番組でNGナシだったんですよ。トークが苦手なんで、体張って全力でがんばるしかないと思って。でも最近は大股開きで転ぶのとかもちょっと違うかなって思って『チクビ長いんですよ』って言ってたら、その番組をたまたま加藤茶さんが見ていて、『奈々ちゃん、女の子なんだからチクビの話はしちゃダメだよ。自分を大切にしな』って。だから今はチクビの話だけはNGです(笑)」

 そう語るのは、おバカキャラでブレイクし、2010年代後半の「隠れ視聴率女王」と呼ばれた鈴木奈々(32)。出身は茨城だが、高校3年生の時に渋谷でスカウトされ、ギャル系ファッション誌「Popteen」で読者モデルとしてデビュー。(全2回の2回め/前編を読む)

鈴木奈々 ©️文藝春秋

テストは0点ばっかりでした

 2011年に23歳で「踊る! さんま御殿!!」(日本テレビ系)に初出演すると、「新おバカタレント」として底抜けの明るさで一躍人気に。しかし現在も茨城で暮らし、都内へは往復生活を続けている。知られざる私生活と「おバカ」の行方について話を聞いた。

©️文藝春秋

——鈴木さんは高校生の時にスカウトされて芸能界入りしていますが、当時はどんな高校生だったんですか?

鈴木 本当にバカで勉強できなくて、テストは0点ばっかりでした。高校には毎日行ってたんですけど、私の教科書はギャル雑誌で、1時間目が「Ranzuki」、2時間目が「egg」、3時間目が「Popteen」みたいな感じでした。みんなが英語や数学の勉強をしてるときに、私はファッションやメイクの勉強をしてました。それで9科目でオール1を取って退学になりました。でも退学になる前に、夢が叶ってギャル誌のモデルになれたんですよ。

中学生の頃の鈴木奈々 本人提供

握手会で益若つばさからスカウト

——デビューのきっかけは渋谷でのスカウトということですが、109とかそういう場所ですか?

ギャル時代の鈴木奈々 本人提供

鈴木 大好きだった益若つばさちゃんの握手会に行って、本人にスカウトしてもらって「Popteen」の読者モデルになったんです。でも18歳から23歳まではずっとフリーで読者モデルをやってました。当時は事務所に入るのがちょっと嫌だったんですよね。なんか「彼氏は作っちゃダメ」「これやっちゃダメ」とか色々細かく禁止される先入観があって、縛られると思っていたんです。今の事務所に入ったのは、先輩モデルだった小森純ちゃんに誘ってもらったから。自由にできなさそうだったら辞めればいいや、と思って入りました。でも今の事務所はマジ自由で最高です。禁止されることも全然なくて、だから自分らしくやってこられたんだと思います。