これで“イケメン俳優”枠から頭一つ抜け、“実力派俳優”へステージアップを果たすことでしょう。
2月14日スタートの大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で、主役の日本資本主義の父・渋沢栄一を演じる吉沢亮さんのことです。
ブレイク率は今や主役の仮面ライダー以上?
吉沢亮さんが世に認知され始めたブレイクのきっかけは、2011年から放送された『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーを演じたこと。とはいえ、主役の仮面ライダーフォーゼを演じたのは福士蒼汰さんで、吉沢亮さんが演じたのはファンたちから通称“2号ライダー”と呼ばれる仲間の仮面ライダーメテオでした。
物語途中から登場した仮面ライダーメテオは、当初は敵か味方かわからない立ち位置であり、そんな謎の仮面ライダーに変身するのが絶世の美少年(吉沢亮さん)ということもあって大きな話題を集めたものでした。
実は近年、吉沢亮さんと同じく、主役ではない仲間の仮面ライダー役からブレイクする俳優が増えているんです。恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーであり『仮面ライダー』が好きな筆者が解説させていただきます。
00年代後半は主役ライダー俳優が豊作だった
平成に放送された『仮面ライダー』シリーズは、2000年放送の『仮面ライダークウガ』が始まりで、主演したオダギリジョーさんが実力派俳優として今なお活躍しているのはご存じの通り。その後も『仮面ライダー』で主演した俳優が次々とブレイクしていき、『仮面ライダー』が若手俳優の登竜門のようになっていきました。
2006年『仮面ライダーカブト』主演の水嶋ヒロさん。
2007年『仮面ライダー電王』主演の佐藤健さん。
2008年『仮面ライダーキバ』主演の瀬戸康史さん。
2009年『仮面ライダーW(ダブル)』主演の菅田将暉さん。
2011年『仮面ライダーフォーゼ』主演の福士蒼汰さん。
2014年『仮面ライダードライブ』主演の竹内涼真さん。