特に2006年~2009年は毎年ブレイク俳優を輩出していたことになり、その豊作ぶりは目を見張るものがありますよね。
しかし近年、主役ライダー俳優以上に注目を集めているのが、仲間の2号・3号ライダー役を演じた俳優たち。
2011年『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオを演じた吉沢亮さん。
2019年は映画『キングダム』、昨年は映画『一度死んでみた』、映画『青くて痛くて脆い』などに出演と引っ張りだこで、今年満を持して『青天を衝け』で大河ドラマ主演を果たします。
2015年『仮面ライダーゴースト』で仮面ライダーネクロムを演じた磯村勇斗さん。
磯村さんは、2017年の連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で、ヒロイン(有村架純さん)の結婚相手となる役を好演。2018年のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)ではライバル校の狂犬ヤンキー役を、2019年のドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)ではゲイの美少年役を演じ、今年は『青天を衝け』で徳川家茂役に抜擢されています。
2017年『仮面ライダービルド』で仮面ライダークローズを演じた赤楚衛二さん。
昨年は恋愛映画『思い、思われ、ふり、ふられ』にて浜辺美波さん、北村匠海さんらとともにメインキャストを担い、主演を果たしたドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)では、純愛BL(ボーイズラブ)というテーマに体当たりで挑み人気急上昇。現在放送中の『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)にも出演しています。
2018年『仮面ライダージオウ』で仮面ライダーウォズを演じた渡邊圭祐さん。
昨年は『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)、『MIU404』(TBS系)といった話題を集めたドラマに出演し、現在(2月)は朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)のマンスリーエンタメプレゼンターを務めています。
妖しくミステリアスな2号・3号ライダー
磯村勇斗さん、赤楚衛二さん、渡邊圭祐さんのブレイクのきっかけとなった『仮面ライダー』で主演した俳優たちも、もちろん人気の俳優となっています。
『仮面ライダーゴースト』主演の西銘駿さんは、2019年に朝日放送テレビ制作の深夜ドラマ『Re:フォロワー』に主演。
『仮面ライダービルド』主演の犬飼貴丈さんは、2019年の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)に出演し、現在放送中の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)では主人公の幼馴染役を好演中。
『仮面ライダージオウ』主演の奥野壮さんは、今年公開予定の映画『灰色の壁~歯車~』で主演。
けれど、現時点の世間的な注目度の高さは、2号・3号ライダーを演じていた磯村勇斗さん、赤楚衛二さん、渡邊圭祐さんが一歩リードしている印象です。