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小室さん側は何か発信するかもしれないが……

「しかも、文書の中では『今後は(佳代さんの)元婚約者から理解を得られるよう努めたい』と綴っていながら、そのように努めた事実もありません。ダンマリを決め込み、批判の嵐が過ぎゆくのを待つようなその姿勢が、国民の反感を買う結果を生んでいるように思えてなりません。小室さんご本人はこの期間中、『何もしなかったわけではなく2人の将来のため勉強に邁進してきた』と弁明するかもしれませんが、そんな生活設計はご婚約の内定前に済ませておくべきものです。3年の節目を機に小室さん側は何か発信するかもしれませんが、説得力のあるものになるとも思えません。

 秋篠宮さまが認めると明言された以上、小室さんが司法試験に合格すればお2人が30歳の誕生日を迎える今年中にご結婚は実現できるかもしれませんが、それが皇室として国民世論の賛同を得たものになるとは到底思えません。ご結婚問題でただでさえバッシングの対象となってしまっている秋篠宮家にとって、さらなる逆風が吹き荒れるのは避けられないのではないでしょうか」(同前)

学生の頃に知り合ったお二人も今年は30歳に。小室圭さんは自ら述べた「内親王様をお迎えすることは、非常に責任が重い」という言葉のとおり、説明が求められている ©JMPA

 小室家が皇室の親戚となることに違和感を覚える国民は決して少なくないだろう。眞子さまは結婚延期と同時に公表された文書で「婚約の内定発表に際しては、多くの方々がお祝いのお気持ちを寄せてくださったことを大変有り難く思っております」としていながら、昨年11月に公表したお気持ちの文書で「この結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております」と綴られた。国民目線よりも「私」を優先する考えを示されたことで、国民からは眞子さまにも厳しい目が向けられている。

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眞子さまに支払われる1億5250万円の一時金

2020年12月の佳子さまの誕生日に際して公表された眞子さまとの写真(宮内庁提供)

「眞子さまにはご結婚で皇籍を離れるに際して、元皇族として品位を保つために最高で1億5250万円の一時金が支払われます。今上天皇のお嬢さまではなく先帝のお孫さまのため、前例に従って1割減額の1億3725万円となる可能性もありますが、皇位継承順位1位の皇嗣の長女であり、将来の天皇である秋篠宮家の長男・悠仁さまの姉ということが考慮され、満額になる可能性もゼロではありません。

 眞子さまが一時金を辞退される可能性もあるかもしれませんが、前例がない上、元皇族として品位を保つ必要がある以上、支払わないわけにはいかないのではないでしょうか。それだけにご結婚されれば眞子さまへの風当たりは一層厳しいものとなるはずです。ご結婚後は警察による警備は最小限のものとなるだけに、何か事件に巻き込まれたりしないか本当に心配です」(同前)