『一貫性に欠ける』という声も出ている秋篠宮さまのご姿勢
確かに、批判がくすぶる中、日本で結婚生活を送るのは簡単ではないだろう。ただ、小室さんがニューヨーク州の弁護士となり、ご結婚後に眞子さまと現地で生活されるのであれば、警備の心配はいらないはずだ。しかし、これまでの小室さんと佳代さんの二人三脚の生涯を考えると、果たしてそれが可能なのかという疑問が残る。また、佳代さんを米国に呼び寄せるとなると「一時金を使った」といった批判の声も上がりかねない。
「それだけではありません。ご結婚を『認める』とおっしゃった秋篠宮さまにも一層大きな逆風が吹くことになるかもしれないのです。秋篠宮さまは、天皇陛下が皇太子時代の2004年5月10日の記者会見で『雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です』と述べられたいわゆる人格否定発言について、この年の誕生日会見で『記者会見という場所において発言する前に、せめて(上皇)陛下とその内容について話をして、その上での話であるべきではなかったか』と痛烈に非難されました。
兄上に苦言を呈したご姿勢と、眞子さまの意志の固さの前に結局、根負けされた秋篠宮さまのご姿勢には『一貫性に欠ける』という意見も皇室周辺にはあるようにお聞きしています。皇族とはどうあるべきかを兄上には問うておきながら、ご長女には問うていないわけです。
憲法の条文を持ち出してまで、眞子さまに逃げ道を……
インターネット上では『秋篠宮さまはなぜはっきり結婚に反対を表明しなかったのか』といった意見も散見されます。憲法の条文を持ち出してまで、眞子さまに逃げ道を作って差し上げた秋篠宮さまは結局、皇族である前に1人の親だったということなのでしょうか。いずれにしてもご結婚後も秋篠宮家、小室家ともに国民の共感を得られない状況が続くことは間違いないでしょう。そうなると、悠仁さまにも影響が飛び火しないとも限りません。とても気掛かりです」(同前)
天皇・皇后両陛下の長女・愛子さまの天皇ご即位待望論がくすぶる中、菅義偉政権は新型コロナウイルス対策に翻弄され、女性宮家創設や女性天皇・女系天皇の是非についての議論を事実上、棚上げしている。ご結婚問題を契機に秋篠宮ご夫妻の教育方針にまでも疑義を唱える声が国民の間から出ていることで、4月に中学3年生となられる悠仁さまに悪影響が及ばないことを切に望みたい。