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「もっともわかりやすいのは、プリ機の撮影ブースに設置された照明や背景ですね。外で自撮りする環境とは違い、写真スタジオのように計算された角度で照明を浴びることができます。ブースで撮るとスマホの写りも変わるので、プリ機の中で自撮りをしている、という声も聞きますね。(※2)

 また、スマホ世代はシールの実物よりもSNSにアップする用の画像データの重要度が高まっているのも特徴です」

アプリを使わずスマホのカメラで撮った写真。ただ撮るだけでは限界がある。 
画像提供:フリュー株式会社
フリューが配信している加工アプリ「moru」で撮った写真。写真全体の自然さやリアルさを残しつつ、肌や髪をキレイに整えて顔や目の大きさを加工したもの。 画像提供:フリュー株式会社
スマホカメラで撮った写真にプリ風の加工を施したもの。顔と背景の明るさに違和感があり、妙に浮いた感じに……。画像提供:フリュー株式会社
プリ機で撮影した画像。撮影ブース内は、写真スタジオのように計算しつくされた環境で撮影できる。 画像提供:フリュー株式会社

※2……他のお客様のご迷惑にならない様、ご注意ください。

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 なかには、プリ画像をアプリでさらに加工する、というツワモノも。女子高生たちの飽くなき探究心が伺える。

「加工アプリは自分で調整しなければならないけど、プリは『数百円払えばサクッと適度に盛ってくれる』という手軽さにもメリットを感じてくれているようです。彼女たちにとっては、ツールが何かよりも“盛って理想の自分を作り上げる”ことのほうが重要です。プリとアプリではそれぞれに適した盛り方があるので、どちらも使い分けている印象ですね」

 プリとスマホ、どちらも駆使している世代だからこそ、魅力を最大限まで引き出せるのだ。