仕事では“w”・“www”を使うべからず
さて、ここでみなさんも、仕事上のどういう相手になら“(笑)”・“笑”・“w”・“www”を送っているか、考えてみてください。
例えば、気心の知れた同僚などには“w”や“www”を使う方も少なくないはず。
ですが、そこまで打ち解けていない上司やクライアントに対して、“(笑)”や“笑”を使う人はいると思いますが、“w”や“www”は使わないのではないでしょうか。
それはなぜか?
おそらく“(笑)”・“笑”よりも“w”・“www”のほうが、よりフランクでくだけたニュアンスが含まれているという認識があるからでしょう。受け取り手の捉え方によっては、上から目線で嘲笑されたと感じることもありそうですよね。
“w”・“www”は、ふざけていると思われるなど誤解を招くリスクがあるため、仕事上でのやりとりでは極力使用は避けたほうがいいのではないでしょうか。
今どきの20代女性が使うのは“笑”
続いて、LINEなどで私用のメッセージのやりとりをする際はどうでしょう。
ここからは今回取材した3名の20代女性の意見を踏まえながら、考察していきます。
まず自分自身がメッセージを送る際に、“(笑)”・“笑”・“w”・“www”のなかでどれを使うことが多いかを聞いてみました。
「今はもうだいたい“笑”ですね。“(笑)”でもいいんですけど、ちょっともう古いかなって思います。“w”・“www”は自分では使いませんね。一昔前のうぇいうぇい系のパリピが使ってたイメージなんで」(Aさん・24歳・ホテル業界)
「“笑”か“(笑)”を使いますね。特に使い分けにこだわりがあるわけじゃないから、どっちでもいいかなって。“w”・“www”は自分からは使わないけど、相手が使ってきたときはノリを合わせるために使うことはあります」(Bさん・25歳・美容師)
「自分が使うなら“笑”ですね。“w”・“www”は同年代の女の子でもたまに使っている人いるけど、前に比べると使う人はかなり少なくなったなって印象。“w”・“www”はオタクがはしゃいでる感じがして、古いしダサい」(Cさん・29歳・食品業界)
なるほど。20代女性は“笑”を使う人が多く、“w”・“www”はあまり使わないということかもしれません。筆者は恋愛カウンセラーとして20代女性からの相談を受けることも多いんですが、確かに“w”・“www”を使う人はかなり減ったように感じます。