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「消去法で“笑”が一番無難だと思います。“(笑)”が印象悪いってわけじゃないですけど、太古の昔から使われてるので、今は“笑”でしょう。“w”・“www”は論外かなぁ。例の職場の40代のおじさんから『○○ちゃん(Aさん)って休みの日は何してるの?www』って来て、イラッとしたことあるんですよ。たぶんこのときの“www”は会話を和ますためで深い意味はないんだろうけど、反射的に入れてるっぽいところが不快でしたね」(Aさん・24歳女性・ホテル業界)

どれにしても、乱発するとバカにされてるのかと思う

「私はどれでもいいとは思うけど、若い世代はもう“w”・“www”はあんまり使わないから、おじさん認定されたくないなら“笑”がいいんじゃないかな。あと“(笑)”・“笑”・“w”・“www”のどれを使うにしても、乱発すると受け取り手はバカにされてるのかと思うから、気を付けたほうがいいかも」(Bさん・25歳・美容師)

「“笑”か“(笑)”をたまに使うぐらいがちょうどいい。大人の女性とお付き合いしたいなら“w”と“www”はタブーでしょ。マッチングアプリでやり取りしてた人に、私が趣味でヒトカラ(一人カラオケ)してるって言ったら、『マジかwww』って返事が来て。申し訳ないけど引きましたね」(Cさん・29歳・食品業界)

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最終結論…「消去法で“笑”が一番無難」

 結論としては、Aさんがおっしゃっていた「消去法で“笑”が一番無難」という言葉がしっくりきました。

消去法で“笑”が一番無難

 今回話を伺った3人の意見を踏まえても、筆者が仕事柄さまざまな人たちとやりとりしている経験則から考えても、“w”・“www”は、相手によって悪印象となるリスクがあるので控えたほうがよさそうです。

 そして“(笑)”は特段悪い印象を与えるわけではないですが、もうずいぶん昔から使われている表現手法なので、それならば“笑”のほうがベターでしょう。

 ということで「消去法で“笑”が一番無難」という答えが、令和3年版「(笑)問題」の最終結論ということでいいのではないでしょうか。