昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

コンカフェオーナーからのセクハラを告発

 のあが、(2020年)9月20日にお店に「休みます」と連絡を入れたところ、オーナーから「それだったら来なくていい」ってクビになったと聞いています。たしかに、あの子は遅刻とか欠勤とかが多かったので、しょうがないかなとも思った。私も「のあも悪いところはあるよ」って諭したんです。今思うと、その時は、「分かった」と言いながらも色々思い詰めていた様子でした。

 お店を辞めてすぐに、のあが「オーナーからセクハラがあった」とツイッターに書き込んだんです。オーナーはそのことについて否定していますが、親として自分の娘のことはずっと信じています。

生前の月乃さん

 その「セクハラをされた」という投稿に対して、お店のプロデューサーのAという女性が怒ったんです(前出メッセージのAと同一人物)。Aは娘に対してツイッターで「妄想、虚言」だの「被害者面」だのと色々と書き込んだ。それに乗っかるようなかたちでネットは炎上して、匿名掲示板は「死ね」「嘘つき」などといった娘への誹謗中傷で溢れてしまいました。

 たしかに、自分がプロデュースしている店で辞めた子にセクハラなんて書かれてしまって、Aの怒る気持ちも分からなくはないんです。でも、やり方とか言い方はもうちょっとあったんじゃないか。

亡くなる3日前にも自殺未遂を起こした

 そんな誹謗中傷に追い詰められた娘は、(亡くなる3日前の)27日にも自殺未遂を起こしてしまったんです。

 自殺未遂を起こす前、インスタグラムでホテルの屋上から飛び降りようとしている生配信を行っていました。私はすぐに電話をかけましたが、通じず、メッセージで《絶対死なないで》《死なないって約束できる?》と送りました。そこで《死なない》ということを約束してくれました。が、《Dさん(店のオーナー)もA(店のプロデューサー)もB(Aの友人)もC(Aの友人)も許さない 全部許さない》という本音を漏らしたメッセージも送られてきていたんです。

自殺未遂を起こした日の、月乃のあさんと母親のやりとり
自殺未遂を起こした日の、月乃のあさんと母親のやりとり

 娘と電話が通じて、死なないように説得したところ、「生きる」「頑張る」と泣きながら私に約束したんです。その後、娘は一時的に警察に保護されました。