入園券とアトラクション券は別だった
アトラクションといえば、当時のパスポートはビック10という名称のアトラクション券(1992年に廃止)を販売しており、人気の高いマウンテン系のアトラクションに乗るための「E券」だけが早めになくなる…というのが大方だったと思われます。
実は、このビッグ10というチケットを販売していたチケットブースは、トゥモローランドではポップコーンを販売している「ポッピングポッド」(「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」の横にあるポップコーン専門店)
ファンタジーランドでは「クレオズ」というドリンクショップ、アドベンチャーランドでは自動販売機のある小屋がその名残。
どれも小さな建物でいかにもチケットブースっぽい造りになっているのも興味深いですね。敢えて雰囲気はそのままに別の店舗としてリニューアルしているところなどが、以前のパークを知る人にもノスタルジーをそのまま感じさせてくれるゆえんなのかもしれません。
なお、東京ディズニーランドに至っては1983年の開園当初は5つだったテーマランドも1992年のクリッターカントリーオープン、1996年のトゥーンタウンの大規模開発、そして2020年の新エリアオープン…と続き、2001年に誕生した東京ディズニーシーに至っては、新テーマポート「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)が、2023年度中の開業を目指してプロジェクトが進行中。
55年後の2076年まで東京ディズニーリゾートはウォルト・ディズニー社とのライセンス契約が締結されていますので、今後も我々ゲストをどのように楽しませてくれるのか。
東京ディズニーリゾートの躍進はまだまだ続いていきます。夢の世界に終わりはありません。