メーガン夫人の自殺願望
ウィンフリー氏に「限界点はあったの」と尋ねられたメーガン夫人はこう答えた。「私にはただ解決策が見つかりませんでした。夜も眠ることができませんでした。これらすべてのことがどのように解消されたのか私には分かりません」
「母や友人が電話をかけてきて泣きながら言いました。“メグ(メーガン夫人の愛称)、王室はあなたを守っていない”」「私が生きているという理由だけで、すべてのことが起きていたのです」
「当時、私はそうした内面を口にするのが本当に恥ずかしかったのです。ハリー(ヘンリー公爵の愛称)がどれだけのものを失い、苦しんでいるのかを知っていたので、彼にそれを認めなければならないのを特に恥じました」
「しかし、口にしなければそうなってしまうことも分かっていました。もうこれ以上、生きていたくないと思いました。ただ、それだけです。それは非常に明確でリアルで絶えず浮かんでくる恐ろしい考えでした」
「彼がどのように私を抱きしめてくれたのかを思い出します。私は王室に行って、助けを得るためにどこかに行く必要があると伝えました。しかし、そうすることはできないと言われました」
「私が自分の経験を打ち明けるのはたくさんの人が助けを必要としていることを声に出すのを恐れているからです。私にはそれを口に出して言うことが難しいだけでなく、ノーと言われることの辛さが分かります」
アーチーちゃんにどうして王子の称号が与えられなかったのか
王室がアーチーちゃんに警護を与えなかった理由についてウィンフリー氏が尋ねると、メーガン夫人は「アーチーが誕生する数カ月前に、アーチーが王子にはならず、したがって警護も受けられないと王室から告げられた時、ショックを受けました」と打ち明けた。
「大衆紙と読者の目を引く扇情的なクリックベイトというモンスター・マシンが私たちの周りを取り囲んでいました。私たちには安全が必要でした」「王子の称号にはこだわりませんが、安全に関わってくるとなると話は別です」
「アーチーが生まれる時、肌の色がどれだけ濃くなるかについての懸念と会話がありました」と王子の称号が与えられなかったことと人種問題が関係しているとの見方を言外に強くほのめかした。