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メーガン夫人「もうこれ以上、生きていたくないと思いました」 自殺願望の告白にもイギリスは“しらけムード”の理由

2021/03/09

genre : ニュース, 国際

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 誰がそう言ったのかについては「当事者に非常に大きなダメージを与える」という理由で明かさなかった。

 ヘンリー公爵も「最初から難しかった。私たちの子供がどのように見えるか、彼女が女優を続けるかもしれないので警護が受けられないというような会話があった。しかし、それにはここで触れたくない」とだけ話した。

ヘンリー公爵の決断

 ヘンリー公爵は、メーガン夫人が英大衆紙にプライバシーを侵害されたり、叩かれたりしたことについて「母と同じようなことが起きようとしている時、誰しもが助けを求めるだろう。しかし私たちに助けの手は差し伸べられなかった」と振り返った。

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 メーガン夫人の存在について「すべてのプロセスを通して、より大きな目標があり、他の大きな力が働いた。すべてのことが起きた時、彼女が私を救ってくれたことは明白だ」と語ると、メーガン夫人はこう返した。

「それは素敵なセンチメントでした。私たちすべてを救ってくれたのは彼だと思います。彼は最終的に言いました。愛するアーチーのために私たちは道を見つけたのだ、と」

©iStock.com

「これは私たちにとって始まりに過ぎません」。ヘンリー公爵との結婚とアーチーちゃんの出産について、メーガン夫人は「私がこれまでに読んだどんなおとぎ話よりも素晴らしい」と打ち明けた。

 しかし「一つだけ後悔があるとしたら、王室が私は守られると言った時に彼らを信じてしまったことです」と告白する一方で、「今は王室の外にいるので、私たちは生き残っただけでなく、繁栄しています。これは奇跡です」と語った。

NetflixとSpotifyとの巨額契約

 NetflixやSpotifyと巨額の複数年契約を結んだことについて、ヘンリー公爵は「昨年1月に王室離脱を宣言した時には計画にはなかった。しかし自分の家族から財政支援を打ち切られたあと、そうしたことが起きた」と説明した。

「私は母(ダイアナ元皇太子妃)の遺産を相続した。それなしでは王室を去ることはできなかっただろう」

 ヘンリー公爵は2人が王室を離脱したことについて「母が生きていたら怒り、悲しむかもしれないが、最後に彼女が望むすべてのことは私たちの幸せだ。母は見ていてくれた。すべてのプロセスを通して母の存在を感じた」と振り返った。