3月14日、深夜の東京。中目黒駅付近でひっそりと営業している高級焼き肉店の某テーブル席では、親密そうな男女がこんなやり取りを繰り広げていた。
女性「すごい!! (男性の手を握りながら)とっても肌が白い。(じっと女性の目を見つめる男性に対して)見ないで……そんな、恥ずかしい」
男性「……これから家に行っていいかな?」
女性「ダメ。今日はここでバイバイだよ」
男性「終電、もうないんだ。だから」
前のめりな男性とやんわり拒絶する女性。一見すると、若い男女にありがちな光景にも見えるが、実は2人はともに人気のアイドル。男性はジャニーズの実力派ユニット「MADE」の元メンバーである冨岡健翔(けんと・28)、女性のほうはSKE48に所属する現役アイドル、惣田紗莉渚(そうださりな・28)なのだった。
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滝沢歌舞伎の常連、嵐のラストライブでは代役も
2人がこの後どうなったかを明らかにする前に、今回の主役のプロフィールを振り返っておこう。
冨岡が所属していた「MADE」は、2008年に秋山大河(29、昨年1月に事務所を退所)、リーダーの稲葉光(30)、福士申樹(30)、冨岡の4人で結成され、昨年1月に解散したジャニーズJr.の人気ユニット。「文春オンライン」では昨年10月、稲葉と元Berrys工房の須藤茉麻(28)との渋谷ホテルデートについて報じた。冨岡はMADEの中では最年少ながら、事務所所属歴19年の大ベテラン。現在でもジャニーズ事務所に所属している。
スポーツ紙ジャニーズ担当記者が明かす。
「冨岡は、少し前までは独特なアシンメトリーの髪型をしていて、それがトレードマークでした。見た目はやや童顔で優しい感じのカワイイ系ですが、すごくキザな性格です。小さい頃から器械体操を習っていた関係で、アクロバットが得意。大ベテランのJr.だけあって、NEWSなど先輩グループのバックダンサーとしても活躍しており、安定したパフォーマンスは間違いがないと言われています。
滝沢秀明副社長が座長を務めていた『滝沢歌舞伎』への出演は常連で、昨年12月の嵐のラストライブの時はスタンドイン(リハーサル時の代役)を務めました。MADEが解散し、ソロ活動をスタートさせてからは、様々な舞台に呼ばれることが多い。演技力もスタッフの間で評価が高い」