11年の時を経てやってきたあの開放感
そして、2021年4月1日。11年の時を経てやってきた、11-11という「泥仕合」。2回の時点で5-9。四球でランナーをため、タイムリー。出てくる投手が皆ことごとく打たれる。
嗚呼、山野。
嗚呼、今野。
嗚呼、上茶谷。
嗚呼、石田。
嗚呼、平田。
鳴り止まないであろうブルペン電話。ベンチの喜怒哀楽がコロコロ変わる。ホームランこそ出なかったが、あの日と同じあの感覚。大量得点勝ちでも大量失点負けでもない、この感じ。
9-8でも10-9でもダメ。お互いが二桁に乗せての接戦じゃないと、泥んこにはなれない。現地観戦はできませんでしたが、テレビでも十分に泥だらけになりました。途中、幸せすぎて疲れ果てて寝てしまいましたもん。
歳は取りたくないもんです。
実は両チーム、2011年にも神宮で10-10という泥仕合をしてまして(スワローズが0-9から追いついた)、その後の両チームの成績はスワローズが2位、横浜が最下位でした。スワローズにとって、横浜との引き分け泥仕合は吉兆なんです。サンプルが一個しかないですけどね(笑)。
今年は親友にも泥仕合=吉兆と思わせたい。泥だらけになりながら共にいきましょう、Aクラス。もちろん私は、今季も全力で傘を振ります。
「泥よ! 降ってこい!」と願いながら。
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