100円ショップのダイソーが、「ちょっといいのが、ずっといい。」をコンセプトとした新業態「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ バイ ダイソー)」の1号店を渋谷マークシティ1Fにオープン。300円を中心価格とする約1,300点のオリジナル生活雑貨が揃います。
早速プレオープン中の店舗に伺いました。
オリジナル生活雑貨1,300点が揃う
店内に入るとまず気づくのは、ほとんどのアイテムがアイボリー、グレー、ネイビーなどの“くすみカラー”でまとめられていること。隣に同時オープンした「ダイソー 渋谷マークシティ店」のカラフルな店内とは、まったく雰囲気が異なります。
「Standard Productsの商品は、生活に溶け込みやすいように、色数をぐっと絞って統一感のあるデザインに仕上げました。性別・年齢を問わず多くのお客様にお使いいただけると思います」(広報・岩橋さん)。
その“色”に対するこだわりは並々ならぬものが。例えば、白色ひとつとっても、陶器や布などの素材ごとに色の出方が変わるので、それらが同じように見えるように工夫を重ねたといいます。
「ジャンルを越えたアイテムの組み合わせまで想定しています。例えば、食器のそばにふとタオルを置いてもなんだか絵になる。それぞれが喧嘩せず、まとまりのあるお部屋をコーディネートできます」(岩橋さん)
300円で“ちょっといい”が実現した理由
全国に店舗を展開している「3COINS」やダイソー自身の別ブランド「THREEPPY」のように、従来の300円ショップのマーケットは女性向けが中心。そこで、「性別や年齢を問わない全方位向けの300円ショップ」という構想が生まれたそう。
その構想自体は約2年前からあったそうですが、実際に「Standard Products」のプロジェクトが動き出したのはなんと昨年10月! そこから約半年でショップオープンまでこぎ着けたわけですから、ダイソーさんの機動力に驚きます。