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Kōki,の炎上に怒り心頭の工藤静香が、それでも“プロデューサー”として敏腕な理由

2021/04/09
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木村家ビジネスの先行きは

「キムタクは『RAV4』や『カローラフィールダー』などトヨタのCMに1994年から20年以上出演する“トヨタの顔”でした。しかし2020年8月にライバルの日産自動車のブランドアンバサダーに就任して、矢沢永吉の後を継いで『やっちゃえNISSAN』のフレーズでCMに出演しています。2018年のカルロス・ゴーン元会長逮捕で地に落ちたイメージを回復させる頼みの綱として、日産が三顧の礼でキムタクを迎え入れたと言います。30代~40代の自動車を購入するコア層は、まさにキムタクの直撃世代ですからね」(広告代理店関係者)

「トヨタ+電通」から「日産+博報堂」という木村の移籍は、日本の広告業界全体を巻き込むような大移籍劇だったのだ。その陰にも、当然工藤の意向は働いているだろう。Kōki,の炎上でつまずいた形の“プロデューサー”工藤静香だが、その先行きは明るい。

「Kōki,自身はもらい事故ですから、これで価値が大きく下がるわけではありませんし、長女のCocomiのしごとも軌道に乗っています。昨年5月の『VOGUE JAPAN』でモデルデビューし、フルートの実力も本物で、オーケストラグループ『Japan Popular Classics Orchestra(JPCO)』にフルート奏者として参加しています。狙っていたサブカルチャー方面への進出も順調で、今年6月に公開される明石家さんまプロデュースのアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』での声優デビューも決まっています」(前出・スポーツ新聞芸能デスク)

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明石家さんまがプロデュースする映画出演が決まっているCocomi 本人インスタグラムより

 夫、2人の娘、そして自分という4人のタレントをプロデュースする立場で、工藤の野望は広がるばかり。木村家の“ファミリービジネス”はまだまだ大きくなりそうだ。

Kōki,の炎上に怒り心頭の工藤静香が、それでも“プロデューサー”として敏腕な理由

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