元婚約者の対応を“攻撃”と表現
「これらのアドバイスは、報道を見ていて私や母が感じたことと重なっていました。まず私や母が報道を受けて感じたのは、元婚約者の方のご真意が分からないということです。(中略)支援のことだけに言及したいのであれば必要ないようなエピソードとして事実でないかつ侮辱的な内容のものが見られたことで、私や母の恐怖は倍増しました。ここまでの攻撃をされるというのは、ご真意とされているもの以上のお考えがあるように思えてなりませんでした」
と、元婚約者の対応を“攻撃”と表現し、恐怖の気持ちを明かしたのだ。
小室さんは文書で、「6 元婚約者の方との話し合いについて(令和元年 (2019年)5月〜令和 2年(2020年)11月)」として、1章全てを、元婚約者との話し合いの経緯の説明に費やしている。
2019年11月には、元婚約者から代理人の記者を通じて、「もはや金銭の請求はしないし、そのための話し合いは不要なのでやめたいという元婚約者の方のお考えを伝えられました。記者からは、元婚約者の方が貸した側なのに、いろいろと細かいことを整理して説明しなければならないということなら、もう金銭を求めることはしないとおっしゃっているという説明があ」ったという。
それに対して、「金銭の請求はしないということでしたから、(小室圭さんの母の)代理人が、本件は解決したと解釈して差し支えないと考えて記者の意見を聞いたところ、記者も同意したため、代理人は、このことを確認する合意書等の取り交わしを検討することにしました。ところが、その旨を記者を通じて元婚約者の方に打診したところ、決して解決したとは思っていないという回答が返ってきました。返金を求めないのにもかかわらず解決済みではないとする理由についての説明は最後までありませんでしたし、記者も明確な説明ができないと言ってい」たという。
元婚約者の方の目的がお金ではない可能性
加えて、経緯の説明の中で、幾度となく「その理由を尋ねても説明はしていただけませんでした」「元婚約者の方からは何のお返事もない状況が続きました」「元婚約者の方からのお返事はありませんでした」と繰り返した。小室さん側は交渉の席についたものの、元婚約者の方が解決を拒否したという印象が残った。
この内容からは、「返金を求めないのにもかかわらず解決済みではないとする理由」が分からず、なぜ元婚約者がそのような態度をとるのか、小室さん親子が“得体の知れなさ”を感じた様子がうかがえる。さらに、「元婚約者の方の目的がお金ではない可能性がある」という一文もあり、元婚約者には、眞子内親王殿下との結婚に水を差す目的があったとも考えられたと、言外に匂わせている。これだけ切々と説明を重ねられると、元婚約者について、ある程度の不信感を持った人もいるのではないだろうか。