元婚約者が翻意したことが元凶だと暗に“批判”
佳代さんが婚約中に小室家が金銭的支援を受けていたことについては『今も大変ありがたく思っています』と綴られてはいるものの、何度も『返してもらうつもりはなかった』というフレーズを繰り返しており、言葉遣いは丁寧ですが、ところどころにトゲがあって、元婚約者が翻意したことが金銭トラブルと言われるようになった元凶だと暗に“批判”していると受け取れるのです。
また、『元婚約者の方が私の大学の入学金や授業料を支払うために金銭を貸し付けたという報道がありますが、入学金と授業料についてはすべて私の貯金と奨学金でまかなっています』『令和元年(2019年)11月13日、元婚約者の方から記者を通じて、入学金や授業料については自分の勘違いであったという回答がありました』と相手側の勘違いを強調しています。
皇室のイメージに傷を付けている
一方でこの時期に佳代さんが『授業料分の送金をお願いしました。そして、元婚約者の方は11月1日に45万3000円を母の口座へ送金してくださいました』とした上で『振り込んでくださった分は、入学祝いをくださったことのお礼を元婚約者の方にお伝えし、ありがたくいただきました』と綴っています。入学祝いはもらったけれど、入学金も授業料も出してはもらっていないという主張に何の意味があるのでしょうか。枝葉末節にこだわっているとの印象がぬぐえません」(前出・宮内庁関係者)
小室さんの文書は説明責任を果たせという要求に応えるという点だけに特化したものだが、秋篠宮家に多大なるご迷惑をおかけしていることについて言及があってもよかったように思っている国民は少なくないだろう。ましてや天皇陛下まで誕生日会見でご結婚延期問題に言及されていることを踏まえれば、皇室のイメージに傷を付けていることへの謝罪の言葉があってもいいのではないだろうか。
「小室さんは『話し合いは「交渉」段階にすら至っていません。その前段階に当たる、双方の認識の食い違いがどこにあるのかという点の整理・精査の段階で、もう金銭を求めることはしないという話になり、そのため「認識の食い違いの整理」段階で話し合いが途切れてしまっています』と綴って、水面下での話し合いが成就しなかったのは元婚約者側の責任だと強調しています。