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ハサウェイの物語が紡がれる世界にもし「文藝春秋」があったなら
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の舞台はU.C.0105。「シャアの反乱」から12年が経過し、地球では民間人を宇宙へと強制的に送り出す「人狩り」が行われていた。この非人道的な政策に抵抗するために、反地球連邦政府運動「マフティー」の活動が過激化し、世界は再び動乱の時代を迎えていた。
25歳の青年に成長したハサウェイは、地球の植物監視官として訓練を積んでいる。だが、誰あろうハサウェイこそが「マフティー」を率いるリーダー、マフティー・ナビーユ・エリンその人であった――。
1979年に『機動戦士ガンダム』がテレビ放映開始されてから42年。宇宙世紀を舞台にしたシリーズ作品の劇中では、現実世界さながらの“歴史”が紡がれてきた。
ハサウェイの物語が紡がれるU.C.0105年の世界に、もし「文藝春秋」があったなら――。
公式報道(劇中の出来事)の裏に隠された真実を取材するというスタンスで、宇宙世紀の“歴史”に迫るのが『証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年』(文春ムック)である。
本書で宇宙世紀の歴史をおさらいし、来るべき “次の100年”に備えてはいかがだろうか。