人気アニメガンダムシリーズ。5月に公開となる最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』をはじめ、様々な作品が生み出され、第1作『機動戦士ガンダム』から始まった宇宙世紀は、『閃光のハサウェイ』で0105年を迎える。
もし、文藝春秋がこの時代にあったなら——。(全2回の1回目)
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主人公、アムロ・レイの女性関係
一年戦争やグリプス戦役、第一次、第二次ネオ・ジオン戦争、ラプラス事変まで、宇宙世紀100年の歴史を文藝春秋ならではの、報道を覆す告白証言、そして衝撃のスクープで読み解くムック、『証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年』が話題だ。
ここでは、同誌のなかから、『機動戦士ガンダム』の主人公、アムロ・レイの女性関係についてのスクープ記事を抜粋する。
一年戦争の英雄であり、ロンド・ベル隊のエース、アムロ・レイ。彼の華麗な女性遍歴は有名で、現在も新しい恋人と交際中だ。「英雄色を好む」といえば聞こえはよいが、別の思惑が背後にあれば話は別だ。地球圏屈指の企業がからんでいるとなればなおさら。スウィート・ウォーターに 不穏分子が集まり、宇宙に緊張が漂うなか、その背景を取材した。
エースパイロットには女好きが多い。一年戦争の際、ランバ・ラル大尉やシャア・アズナブル大佐(当時)が、恋人を戦場に伴っていたことは公然の事実である。
連邦のエースパイロット、アムロ・レイ大尉も例外ではない。ベルトーチカ・イルマ氏との関係は皆、認めるところであり、破局後も数名の女性と浮名を流している。そのアムロの新しい恋人が連邦軍の技術士官だ。
「ああ、チェーン・アギ准尉ですね。ロンド・ベル隊に所属していて、モビルスーツの設計や整備に関わっていたみたいですね。若いのに優秀ですよ。ただ、気が強くて、細かいことに口を出してくるのがちょっとね」(アナハイム関係者)
なるほど、美人であり、アムロと街を歩けば、さぞ絵になるだろう。それだけなら、微笑ましい話ですむが……。