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小室さんに「今後も公の場に姿を見せるような立場が務まるのか」

 今回の文書やコメントなどを受けて、眞子さまと小室さんの関係性について、ある宮内庁関係者はこう明かした。

「眞子さまが抱えておられるご結婚への思いの強さが伝わってきました。ご結婚に関する準備を進める中で、小室さんは婚約内定記者会見とは別人のように委縮した様子で、緊張して挨拶もままならないような時もあったそうです。一方、眞子さまは時に小室さんを励ますように、毅然とした態度でご準備を進めてこられたようです。小室さんが内親王である眞子さまと結婚し、今後も公の場に姿を見せるような立場が務まるのかどうか、不安に思います」

勤務先で取材に応じた小室圭さん ©JMPA

 眞子さまは小室さんの文書公表後も、「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の理事長らから、東日本大震災で被災した子供の支援活動や今後の課題などについてオンラインで進講を受けられるなど、公務に臨まれている。しかし、現状としては「多くの人が納得し喜んでくれる状況」(国民からの祝福)からはほど遠く、コロナ禍の今こそ求められるであろう「国民を思い、国民に寄り添う」皇室像からもかけ離れていってしまうように思う。

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 小室さんは5月末にフォーダム大学ロースクールを卒業する見込みで、例年7月に行われるニューヨーク州の司法試験を受ける予定だ。帰国の時期は未定だという。

©JMPA

 宮内庁の西村泰彦長官は、小室さんの文書公表当日に「非常に丁寧に説明されている印象」と定例会見で述べたが、元婚約者の男性に解決金を渡す意向が示されたことについて、4月22日の定例会見では小室さん側からの連絡が「事前にありませんでした。事後も話を聞いていない」としている。眞子さまが主体的に小室家の問題に関わっておられたことが明かされた以上、今後も宮内庁としてトラブル解決に向けた対応が求められるだろう。