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「まだ、なにも決まってないというのが本当のところ」眞子さま“10月結婚説”と背反する“皇室の基本方針”

「まだ、なにも決まってないというのが本当のところ」眞子さま“10月結婚説”と背反する“皇室の基本方針”

2021/04/29

genre : ニュース, 社会

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 2018年夏、小室さんは金銭トラブルの解決を放置したまま留学のため渡米した。その年の11月、誕生日会見で秋篠宮さまは次のように金銭トラブルの解決を求めた。

「今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」

秋篠宮は2018年の会見で、「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちはいわゆる婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません」と発言 ©JMPA

「やはりきちんと、どういうことなんだということを説明をして、そして多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況を作る、それが『相応の対応』の意味です」

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「秋篠宮さまはそんなことを期待されているわけではない」

 ある皇室関係者はこう話してくれた。

「秋篠宮さまが期待しているのは、金銭トラブルの早期、解決です。小室さん側が元婚約者ときちんと話し合い、和解すること。その上で、早く『多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況を作る』ことなのです。それが眞子さまと婚約するための大きな条件と言えます。

 小室さんが公表した文書には、『金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正する』という主眼が書かれていましたが、秋篠宮さまはそんなことを期待されているわけではないと思います。そのことが残念ながら小室さんには、理解できないようです」

初々しい小室圭さんと眞子さま。2人は学生時代に出会った ©JMPA

 文書公表から4日後に、小室さんが元婚約者に解決金を渡して問題を円満に収めたい意向であることが明らかになったが、こうした、小室さんのちぐはぐな対応もまた、国民を失望させた。秋篠宮家の長女であり、天皇陛下の姪である眞子さまの結婚相手として相応しいのかどうか。多くの人が小室さんに対して、不安に感じ、心配することも無理はないのではなかろうか。