文春オンライン

「鳴らされたクラクションで激高する男」をラッセル・クロウはどう見たのか

映画『アオラレ』ラッセル・クロウ(俳優)インタビュー

2021/05/14

source : 週刊文春

genre : エンタメ, 映画

「物事の明るい面を見ることも大事だよね。そう思わない?」

 もちろん、パンデミックが早く去ってくれることは望んでいる。

「だけど、物事の明るい面を見ることも大事だよね。そう思わない?」

◆◆◆

【プロフィール】

 1964年4月7日、ニュージーランド、ウェリントン生まれ。4歳の時に両親とともにオーストラリアに移住し、子役としてテレビに出演するようになる。90年に『ザ・クロッシング』で映画初主演。95年にサム・ライミ監督の西部劇『クイック&デッド』でハリウッドに進出し、シャロン・ストーンとレオナルド・ディカプリオと共演。同年には日米合作『NO WAY BACK 逃走遊戯』で豊川悦司と共演した。『L.A.コンフィデンシャル』(97)の刑事役でブレイクを果たし、『インサイダー』(99)でアカデミー主演男優賞に初ノミネート。翌2000年の『グラディエーター』で見事アカデミー賞主演男優賞に輝き、01年の『ビューティフル・マインド』でも同賞にノミネートされた。ロックバンドのボーカルとしても活動しており、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(12)では歌声を披露。

【STORY】

 美容師のレイチェル(カレン・ピストリアス)は最近離婚したばかり。家計は苦しく、家を維持しながら15歳の息子カイル(ガブリエル・べイトマン)を育てるのに精一杯。今日もまた寝坊で飛び起き、オンボロのボルボで家を飛び出したが、まずはカイルを学校に送らないといけない。しかしフリーウェイの大渋滞に捕まり、電話でクビを宣告されてしまう。

©2021 SOLSTICE STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

 最悪の気分で下道に降りると、信号待ちの交差点で前のピックアップトラックが青になっても動かない。イラついたレイチェルはクラクションを鳴らして、トラックを追い越す。ところがトラックが追ってきて、運転席の男(ラッセル・クロウ)が窓越しに話しかけてくる。男はさっきの青信号の一件を謝るが、マナーがなっていないとレイチェルにも謝罪を要求。レイチェルが拒絶すると、男は無謀なあおり運転でレイチェルを追いかけ始める。

 男を振り切ったレイチェルは、カイルを学校に送り届け、ガソリンスタンドに立ち寄る。ところが支払いをしていると、停めておいたボルボの真後ろにさっきのトラックが! レイチェルが怯えていると、近くにいた男性がトラックを追い払ってくれるという。ところがトラックは男性に向かって走り出し、そのまま轢き殺してしまった。

 驚いたレイチェルはボルボを急発進させて逃げるが、車内にあったはずのスマホがない。男はいつの間にかレイチェルのスマホと自分のガラケーを取り替えていたのだ。ガラケーにかかってきた着信を受けると、男はレイチェルに対して「スマホに登録している人間から誰を殺して欲しいか選べ!」と強要する。そしてレイチェルの先回りをして、親しい家族や友人を一人、また一人と消していく……。

INFORMATION

5月28日(金)全国ロードショー
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/aorare/
公式Twitter:https://twitter.com/aoraremovie
配給:KADOKAWA
©2021 SOLSTICE STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

その他の写真はこちらよりご覧ください。

この記事の写真(8枚)

+全表示

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春をフォロー